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09-06-07 営業? [講習会・行事]

今日は、会員さんの会社が企画したイベントでのロープワーク教室の講師を務めることに・・・

090607_1.jpg場所は世田谷区の京王線桜上水駅前の住宅展示場、日常で役に立つ結び方を幾つか覚えてもらってからノットボード(結び方見本)を完成させて持ち帰ってもらうというものです。

対象は親子連れの家族が殆どなので、あまり難しい結びを教えても仕方がないということで、1回目(1300~)はノットボードで作ってもらうボーライン・ノット[Bowline knot:もやい結び]、フィギア-オブ-エイト・ノット[Figure-of-eight knot:8の字結び]、ヒービング・ライン・ノット[Heaving line knot:投げ索結び]、ダブル・シート・ベンド[Double sheet bend:二重継ぎ]の4種類の結び方を太いロープで練習後、細い紐で作ってノットボードの空いている所にボンドで接着してもらいました(下段一列の4つを作り、残りの部分は作成済みのキット形式です)。

1430から同じ会場でハーブの寄せ植え教室があるということを聞いていなかったので、若干時間をオーバーしてしまいご迷惑をおかけしてしまいました。

090607_2.jpg1600からの2回目は参加者が少なく、子供さんもいなかったので、ボーラインやリーフ・ノット[Reef knot:本結び]の結び方と解き方を講習後、ノットボードの製作、その後に再びロープワーク体験でクラブ・ヒッチ[Clove hitch:巻き結び]や、参加者のリクエストによるハイウェイマンズ・ヒッチ[highwayman's hitch:馬つなぎ]などの結び方を講習して終了となりました。

以前、専門学校でロープワークの講義をしていたことがありますが、親子相手のイベントは初めて・・・若干勝手が違ったのでこれで良かったのか悪かったのかよく分かりませんでしたが、完成したノットボードを大切そうに持って笑顔で帰る参加者ばかりでしたので、これで良しとしましょう!
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09-05-31 晴と雨と [講習会・行事]

今日は、一日中曇りで夕方から雨の予報だった筈なのですが・・・・・

昨日の講習会は一日弱い雨が降るとの予報だったため中止としましたが、今日は、東京湾マリーナの「DreamQuest」を使用してのセーリング講習会を実施することにしました。

1030出港準備を終え、S良さんのヘルムスにて湾岸荒川橋を越えたところで、ヘルムスを引き受けメインアップ、風は予想よりも東寄りでESE~SE3m/sec前後、三枚洲の南側海面にはディンギーの練習用マークが打ってあったため、3本目の立標よりしばし南下してからジブアップしてエンジンカットし、タッキングを繰り返しながら浦安沖方面を目指します。

090531_1.jpg小型の練習海面を過ぎた辺りから日差しが出てきて、1210ヒーブ・ツーにて昼食、予報に反して浦安沖は初夏の陽気で千葉方面には積雲が並んでいます。

ところが、後ろを振り返り若洲方面を見ると黒い雲に覆われていて東京方面の地上は曇り空確定!

風はESEとSEの間を振れ回りながら2~5m/secと息をするという難しいコンディションの中をクローズホールドで沖だし、風が弱くなると暑いという天気の中をずっとセーリングしていました。

1400風が弱まり浦安南東方沖で反転、強い日差しの中、殆ど風も無くなり、ガマンの追っ手で海ほたる方面に見える風を待ち帰路に就きます。

090531_2.jpg090531_3.jpg目指す若洲は黒い雲の下・・・なのですが、今回初めて乗艇のN台さんとゲストのT塚さんの腕は日に焼けて真っ赤っか!今度は、後ろに積雲の浮かんだ青空(積雲の上にレンズ雲という珍しい雲も・・・)です。

1430、ようやく南からの風を受けて帆走り始めたのですが、風がSSWからSEの範囲で触れ回ります。しばらく進むと羽田上空の雲の下は雨が降っている様子・・・

1520若洲沖手前で雨に追いつかれ、パラパラときたのでヘルムスを引き受け全員雨具を装着し終えた辺りで急に風が強くなり西に回り始めました。

追っ手で帆走(観音開き)していたのに、最終的に若洲風車沖では真向かいとなってしまったため、ジブに続いてメインもダウン、機走で荒川を遡る羽目になってしまいました。

雨はそれ程長く続かず、湾岸荒川橋手前でほぼ上がりましたが、風は西に回ったままで体感気温も浦安沖での帆走中とはまったく別!真夏から一気に早春の頃に逆戻りといった感じでした。

1630ホームバースに着岸し、濡れたジブをしばし乾かしながら後片付け、初回乗艇のN台さんとゲストのT塚さんに当クラブの仕組み等を説明し、1720本日の講習会は終了となりました。

それにしても、ここ数日は本当に不安定な天気でした。
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09-05-24 雨の講習会 [講習会・行事]

金曜夜の時点の予報では、1100~1600まで雨が上がるとのことだったので講習会を開催することとしましたが、東京湾北部ほど弱い雨が降り続く天気となってしまいました。

1000参加者会員3名と見学者2名全員が東京湾マリーナの待ち合わせ場所に揃ったので、講習を予定していたYAMAHA25-Ⅱ「DreamQuest」に乗艇、午前中はエンジン講習をして天候の様子をみることにします。

090524_1.jpg「DreamQuest」のエンジンYANMAR 1GM (写真はオイル循環パイプ交換前のもので現在はパイプに錆びは出ていません。)を教材として、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンの原理と構造上の違いを中心に、ディーゼルエンジンの構造と仕組み、エア噛みの原因とその対処方法を説明し、日常点検の方法やオイル交換、冷却系の説明を行いました。

インペラについては、昨年交換したものがあったので実物によりその仕組みと交換方法を見ていただくことができました。

その後「みずなぎ」に移動し、ボルボのエンジンでも構造的には同じであることと、セールドライブの構造を実際に目で見ていただき、シャフトドライブとの操船上の特性の違い等を解説しました。

ここでお昼となりましたが、雨雲をチェックしたところ弱い雨が降り続き、上がるのが夕方になりそうなので、本日の講習会はこれにて終了としました。

その後、見学のお二人にクラブの仕組み等をご説明し、1250東京湾マリーナを後にしました。

そろそろ講習会等開催か中止かで暫く悩まされる梅雨の季節が近づいてきたことを実感した今日一日でした。
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09-05-16 久しぶりの講習会 [講習会・行事]

今日は、GWクルージングが入った関係で先月19日から1ヶ月弱振りでの講習会、なんか随分と久しぶりに講習会を行った感じがします。

090516_1.JPG今日は東京湾マリーナのYAMAHA25-Ⅱ(I/B)「DreamQuest」を使用してK峯さんにスキッパー代行をお願いし、講習会参加者4名で出港準備を整えほぼ完了したところで突然エンジンが止まりました・・・止まり方がどうもエア噛みをおこした感じです。

直ちにエンジンを点検、燃料フィルター上部のネジを緩めプライミングをポンピングしても燃料が出てきません。

燃料タンクのバルブを開け閉めして、高圧ポンプ側のネジを緩めてポンピング・・・しばらくすると泡を伴い燃料が出てきましたがかなりのエアを噛んでいるようなのでさらにポンピングを続けます。

とりあえず、エアをすべて押し出しデコンプレバーを開放してスターターを回し、デコンプオフで無事エンジンスタート、しばらく回して特に問題ないので1050出港しましたが、水路を機走中スロットルを開けてもエンジン回転がなかなか上がらなかったり、突然回転が下がったりします。

先週K峯さんがウォーターセパレーターの水抜きをしたとのことなのでその時点でエアを噛んでいた可能性が高いのですが、それだけでなく、タンク内にゴミが入っている可能性がありそうです。

ちいさなゴミなら、機走しているうちに問題なくなりますが、大きなゴミで燃料系を塞げば再びエンジンが停止する可能性があるので、エンジン回転数に(回転計がないので耳で)注意しながら練習海面へ向かいます。

天気は曇りでSSW6~7m/sec、荒川河口は川の流れに逆らう南風のためこれからは波が高い季節となりました(湾奥は南風の場合風走海面距離が最大となるため、夏は波が高くなります)。

三枚洲の3本目の立標を越えたところで、メイン(K峰さんの指示により2ポン)アップ、ここでジブを揚げる前にエンジンを停止し(通常はジブを揚げ終わった時点で)、反航する引船をかわしてからジブアップし、ディンギーの練習海面の風上ブイをかわして、タッキングの練習をしながら東京港沖の海面へ向います。

ポジション交代をしながらタッキング練習を行い、1240ヒーブ・ツーで昼食、ジブの引き込みが甘く1kn前後で東方向に進みながら・・・

1320早めにマリーナに戻り、機走による操船練習をするためにアビームで若洲風車を目指し、ディンギー練習海面を過ぎたところでメインダウン、ジブのみ4.5knで湾岸荒川橋を目指すと、前方で大型艇がセールを降ろし小型の船外機艇に曳航されている模様、エンジントラブルのようですが曳航されながらジブをアップしたので後ろから迫ってきます。

湾岸荒川橋手前でジブダウン黄色いパワーボートがすごい勢いで反航してきて、先ほどのエンジントラブルを起こしている大型艇の救援に駆けつけたようです。

こちらは、1410東京湾マリーナに到着し一番奥の海面でその場回頭、艇が停止している場合の風に対する安定角度、後進における有効舵速などを講習、最後に水路を往復しながら艇を真っ直ぐに機走させる練習を終え、1540K峰さんのヘルムスでホームバースに着岸し、全員で後片付けをしながらT澤さんにロープワークの講習をして久々の講習会を終了しました。

K峯さんには、3名以上乗艇を条件に船長としての出港をOKとしました。これからは、周りに頼らず自分の判断で全てを処理する経験を積んでヨットを楽しんで下さい。

なお、エンジンはその後調子よい音を出して応答していますので、特に問題は無いようです。
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09-04-19 停船して下さ~い! [講習会・行事]

本日のセーリング講習会は、東京夢の島マリーナのスコッチ30「SALTY」を使用してK城さんの船長試験?ということでスキッパー代行をしていただき、私はできるだけ手も口も(アドバイスはします)出さずにおきます。

昨日とは異なり、乗艇回数の多い参加者4名なので出港準備もスムーズ、1010H田さんのヘルムスで離岸し東京夢の島マリーナを出ると、ヨットの出港行列が1列に並び荒川河口を目指します。

090419_1.jpg湾岸荒川橋をこえると、前方には出港したヨットが10艇程、さらにその沖にはレース艇と思われるセールが数十艇スピンを広げているのが見えます。

これまでの冬の時期には、多くても2~3艇・・・それら全てがクラブ艇だったなどということもあるほど少なかったのですが、このセールの数はまるで湘南の海と見まごうばかりでした。

K城さんの追っ手の練習がしたいとの希望で、レース海面の下マークの南を回り、タッキングしながら風上を目指すことになりました。

090419_2.jpgお昼過ぎになり、交代で昼食をとりながら更に風上(東)に向い、どうやら訓練中らしい海上保安庁の巡視船群(10隻)に近づいたので、一番外側(手前側)の2隻より先には行かないように指示し浦安方面へ・・・訓練海面とおぼしき範囲を出たところで更に東に上り最後にタックし暫く行ってからベアして帰ろうと思っていたところ、北の方から巡視艇が高速でこちらに向かってきました。

ちょいと訓練海面に近づきすぎたのかなと思いとりあえずベアして追っ手で若洲にヘディング、巡視船群から離れる針路を取ったにもかかわらず、巡視艇が接近してきて「船長さん、停船して下さ~い」

特に不審な行動を取っていたわけでもないし、訓練海面からは離れる針路を取ったのに・・・何で?

090419_3.jpg取り合えずこちらの停船方法を伝えてヒーブ・ツーすると、巡視艇の船首から海上保安官が竿網で何やら紙を差し出し、「訓練中なのでご協力お願いしま~す」、「お楽しみのところすみませ~ん」と言うので、内心ホッとして網の中の紙を受け取り、こちらも「これだけの巡視船を見る機会はなかなかないので見物していました~ぁ」と言って帆走再開、網で渡されたチラシを見ると、来週に観閲式がありその訓練中ということが判明、午前中から抱いていた「何の訓練やってるんだろうねぇ?」の疑問がスッキリしました。

帆走中のヨットを停船させてまで渡す程のことではないと思うのではありますが、写真は獲得した記念品?保安官のみなさん、お仕事ご苦労様です!

その後は、若洲風車へ向けて途中から観音開きで快走、1440には風車沖に達してしまい帰るにはまだ早いということでもう少し帆走を・・・ちょうど直前に「みずなぎ」がジブのみで帆走しているのを発見、「みずなぎ」はS村さんが息子さんと二人で乗っていて、こちらのフルセールより少々遅い位の速度で後をついてきます。

この頃になると風は6m/secでうさぎも飛び始め、私は船内に入ってデッキ上のやり取りを聞きながらK城さんの判断を見守ります。

何度か針路変更し東京東航路に接近しすぎたところで「近すぎますよ」と声をかけ、帰港することになりました。

例によってメインを先に降ろし、ジブのみの機帆走で荒川を上り湾岸荒川橋手前でジブダウン、「みずなぎ」が並走してきたので、お先にどうぞ。

1610、H谷さんのヘルムスにタイミングを指示しながら無事着岸、参加者4名でフィッティング解除と点検をあっという間にすませ解散となりました。

K城さん、お疲れさまでした。3名以上乗艇での船長OKとします。今後は船長としての経験を積んでからダブルハンド、シングルハンドに挑戦して下さいね。
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09-04-18 初心者講習 [講習会・行事]

本日は、久々の初心者講習会ですが急遽参加のK部さん以外は小型船舶操縦士の免許が無いので、帆走を中心とした講習を行うことにしました。

現行「船舶職員及び小型船舶操縦者法」第23条の36第2項に、「小型船舶操縦者は、小型船舶が港を出入するとき、小型船舶が狭い水路を通過するときその他の小型船舶に危険のおそれがあるときとして国土交通省令で定めるときは、自らその小型船舶を操縦しなければならない。」という規定があるため、免許を持っていない方に出入港の練習をしていただく訳にはいかないのです。

先ずは、出港前点検、クラブの講習に使用する今日の「DreamQuest」(YAMAHA25MyLady)や「SALTY」(スコッチ30)には、出港前、入港後点検項目一覧表を備えてあるので、それに従って参加者全員で出港前点検を行って頂きます。

まだ、乗艇経験の浅い方が多いのでスピードよりも確実性が大切、1時間強をかけ解説しながらの点検とフィッティングを終え、1110私のヘルムスで離岸、湾岸荒川橋下を抜け航路から右に外れたところでメインUP、そのまま、機帆走で若洲風車(風力発電)沖まで南下しジブUP後タッキングしてディズニーランド沖に向かいます。

風はSE2~3m/sec、予報では1400頃からS8m/secとなっていますが日差しが強くないので、そこまでは上がりそうにありません。

一気に南下し追っ手で気持ちよくセーリングを楽しむというプランと、45°づつの変針を繰り返しながらヘルムスとシートトリムの練習プランを参加者に諮ったところ、後者ということになったので大きく旋回できる海面まで沖だししたところで1215、ヒーブ・ツーで食事タイムとなりました。

1245、参加者5名を、見学・ヘルムス・メインシート・両舷ジブシートに振り分け2周したところで、ポジション交代という練習を開始します。

090418_1.jpgところが・・・途中で風がパタリと止んでしまい仕方がないのでセールダウン、幸い練習海面は港域外なので免許が無くても機走練習可能!なので、フェンダーを海中に投下し行き足で接近しほぼ停船した状態でフェンダーを回収するという練習(機走での落水者救助や、着岸練習につながります)を行うことにします。

ちょうど一巡したところで南より風が入り始めたので、再びセールアップし中断していた45°づつの針路変更トリム練習を再開します。

こちらも一巡したところで風はS5~6m/secとなったので、しばらくクローズホールドで南東に向かって帆走を楽しみ、1515タッキング、アビームで帰路に就きます。

三枚洲の立標手前でメインを降ろし、ジブのみの追っ手で荒川を上りながらエンジンの暖気が済んだところで機帆走、湾岸荒川橋手前でジブダウンし本日参加者唯一の免許所持者であるK部さんヘルムスで東京湾マリーナに戻ります。

東京湾マリーナ入り口手前で私がヘルムスを代わり着岸、もやいの取り方を解説後全員でフィッテング解除、入港後点検を済ませ、1710解散となりました。
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09-04-11 本日二本立て [講習会・行事]

本日は日中のセーリング講習会と夜の部のナイトセーリング講習会の二本立てです。

先ずは1000から日中の部のセーリング講習会、参加者3名は時間前に全員集合したので本日は、本日の講習艇であるマイレディー「DreamQuest」のボートマネージャーに就任したK峯さんにスキッパー代行をお願いします。

1030出港、三枚洲の3本目の立標を越えてからセールアップとの指示に従いメイン、ジブを揚げ浦安方面へ、若洲沖では良い風が吹いていたのですが、ディズニーランド沖に達する頃には1m/sec前後の風になってしまいました。

そうこうしているうちに昼時となったため1200ヒーブ・ツーで昼食タイム、風待ちを兼ねて初夏のような日差しを受けながら1250までゆっくり休憩となりました。

午後は私がヘルムスを取り、参加者3名にはメインとジブのシートトリムをしていただき、私が気まぐれに切る舵に合わせてセールをトリムする・・・ポジションを交代しながらトリム練習をしてもらったのですが、普段私は殆ど手を出さないこともあって、気まぐれに舵を切って、行きたい所に向けると艇が勝手に帆走ってくれるので(シートトリムは各自のの判断で行い、ずれている場合のみ簡単に指摘)、私自身が結構楽しんでしまいました。

090411_1.jpg1400になるとSESから5~6m/secの安定した風が入り始め、更に強くなる気配なので1ポイントリーフをお願いし、完了したところで指揮をK峯さんに戻します。

8m/secに上がった風の中、しばらく浦安方面へ上りK峰さんの指示でベア、ほぼ真追っ手なのでポールをセットして観音開きで若洲風車を目指し、例によって少し上ってメインダウン、ジブのみ5.5knで荒川河口を溯りました。

本日、夜間の大型艇ナイトセーリング(保田行き)に参加を予定しているH田さんを夢の島マリーナで降ろし、東京湾マリーナに着岸、これにて本日の第一部であるセーリング講習会終了です。

第二部

1800の集合時間前には参加者3名(内K峯さんは日中の部から通し参加)全員がそろいましたが、どうせなら暗くなってから出港しませんか?ということで、1830N部さんのヘルムスにより出港です。

090411_2.jpg慣れている艇でも躓いたりするので、デッキは必ず物につかまりながら移動すること、位置関係や距離感がつかみにくいこと、それだけにワッチが日中以上に大切になること、風見が見難いので風や波を体で感じなければ上手く帆走しらせることができないことなど・・・ナイトセーリングの注意点や特徴を説明しながら、東京夢の島マリーナ前を通過、このころには辺りはすっかり暗くなり日中との様子の違いに参加者全員おどろいているようすです。

荒川河口の湾岸高速下を抜けたところで、三枚洲の3本の立標の灯質を確認しながら南下、若洲の風車沖で艇を風に立てメイン(日中1ポンにしたまま)をアップ、風はE6~7m/secで参加者全員がナイトセーリング初体験なのでジブは揚げずにアビームで東京東航路沖を南下します。

東京港を出入りする本船やディナークルーズ船の見え方、見方を解説しているとディズニーランドの山が噴火!パレードのサーチライトが空を交錯し、全員しばし見とれています(針路ずれてますよ!)。

090411_3.jpg今回は、ナイトセーリングに慣れてもらうことが目的なのでタックを繰り返しながらのアビームで東航路沖を行ったり来たりしながらの帆走を続けます。

風も次第に落ち全員がナイトに慣れてきた頃、N部さんが、2030ディズニーランドの花火があると言うのでクローズホールドに変更、タックを繰り返しながらディズニーランド沖の特等席に移動することになりました。

ドドーン・・・って音はないけれど数分間の花火見物(この間だけ私がヘルムスを担当)、終了後に若洲風車へ向けてベアし2110風車沖でメインダウン、この頃になると参加者全員、目が慣れて最初の恐怖感も何処へやら・・・

2130湾岸高速下直前で、大型艇ナイトセーリングで保田に向かう「BIGBEAR」と挨拶を交わしすれ違い、2200O田さんのヘルムスで無事着岸、参加のみなさん全員に面白い体験だったと満足していただき、2230解散しました。
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09-04-08 ダブルハンド [講習会・行事]

本日久々平日講習会で横浜ベイサイドマリーナにやってきました。
先ずは、駐車場に車を入れる前に「マリンショップ児島」さんに横付けし、「のほほん」のフェンダー2個と空気入れを受領、後部座席を占領されてしまったので早いとこ「のほほん」に届けないと・・・

ここの所、平日講習会は参加者不足や雨で中止が続いたため、本日は参加1名での実施です。

1000講習艇のカタリナ28「八星丸」に到着、1名なのでM田さんだけで出港準備を整えていただきます(大変ですが、全て一人で行うので勉強にはなると思います)。

「八星丸」の係留バースは、各マリーナのクラブ艇の中でも離着岸が難しいので、私が操船しクルーワークをM田さん一人でやっていただきました。

離岸後、フェンダー・もやいの格納、バウワッチで出港、メインセール・ジブの展開・・・女性一人でこれらを全てこなすのは結構大変そうです。
エンジンカット後、クローズリーチでのヘルムス(針路を一定に保つ事が課題)の練習、風は出港時NE4m/secでしたが、その後猿島方面へ南下するにつれE~SEへと回り横須賀港沖に着いたころには6m/sec、ダブルハンド、フルセールでの上りはきつくなってきたので針路反転、追っ手で金沢八景のシーパラダイス沖に。

090408_2.jpg1215ヒーブ・ツーして昼食、1240ほぼ真追っ手のポール無し観音開きで横浜ベイサイドマリーナ方面へ引き返しますが、ノーポール観音開きのジブを潰さないように舵を取る練習(当然ワイルドジャイブに注意しながら!)、艇速は5~6knで快走しあっという間に根岸湾沖に・・・

ここでジブを反しアビーム→クローズリーチ、タッキングを数回繰り返しながら私が針路を変更するのに合わせ、メイン、ジブシートのトリムを練習していただきました。

1340、風は7m/sec程度まで上がってきて更に強くなる気配でしたので、早めに帰港することにし、アビームで横浜ベイサイドマリーナに針路を取ります。

090408_1.jpg「八星丸」はジブファーラーなのでジブの格納は比較的容易ですが、メインはレイジージャックが無いため艇を風に立て、スロットルを調整、ステアリングを固定してメインダウンを手伝います(ちょうどその時知り合いの「みなみ」が出港してきてメインを展開中、手を振って挨拶)。

機走で横浜ベイサイドマリーナに戻ると入り口付近で風は8m/secオーバー・・・離着岸の練習をと思っていたのですが、この風では一旦着岸すると桟橋に押し付けられ初心者には離岸するのが難しい状況になったので多少早めでしたが、ホームバースに着岸することに。

マリーナ内の広い水面で艇を風下に向け、風圧とバランスするように後進スロットルを調整しほぼ一点に留まりながらフェンダー、もやいの準備を終えホームバースへ。

8m/secの追っ手での着岸となりますので、こちらもやむを得ず私が操船、もやいを取る順番が大切なのでM田さんに説明しクルーワークをこなしてもらいました。

無事着岸しもやいを調整していると、斜め奥背中合わせのバースにシングルハンドの艇が帰港、どのように着岸するか参考に良く見ておいて下さいとM田さんに伝え・・・こちらは向かい風での着岸なのでバウのもやいを持って桟橋に降り素早くクリートすれば問題ないのですが・・・桟橋にもやいを置いて出ているようで、桟橋に降りる前にバウを落とされ桟橋のもやいを掛けられず2度失敗、3度目に成功、申し訳ないと思いましたが、風の強いときのシングルハンドでの着岸教材とさせていただきました。

その後、ドナドナとなるSUN2000「東京BayBee」の船検証を持ち出し、艇内に私物が残っていないかをチェックしてから帰路に就きました。

M田さん、一人での力仕事お疲れさまでした。筋肉痛に注意して下さいね。
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09-04-05 講習日和? [講習会・行事]

本日の講習会は、K城さんにスキッパー代行を務めてもらいセーリングを行います。

1000講習艇の「SALTY」に乗艇して出港準備をしている間に、ティラー固定用ロープを購入し交換しました。

1030K城さんの指名によりH谷さんのヘルムスで出港、三枚洲の立標を越えたところで、以前実施した回れ回れをやりたいとの希望でしたので、ディズニーランド沖を目指します。

風はN~NNE~N~NW~W~N~NE~Eと目まぐるしく振れ回りますが、練習海面に着いた辺りでようやく、E~SE3~4m/secに安定してくれました。

ヘルムス、メインシートトリマー、各舷ジブシートトリマーのポジションを4名で交代しながら、30秒間隔でのクロズリーチ→アビーム→ブロードリーチ→(ジャイブ)→ブロードリーチ→アビーム→クローズリーチ→(タック)→クローズリーチと変針し大きく2周づつの旋回を行います。

各自一回りした時点で1220となったため、例によってヒーブ・ツーでの昼食タイム、1300からは先ほどと同様ですが各開きでの保針はせず、艇は大きく円を描いて旋回するようにします。

090405_1.jpgこれにより、常にセールをトリムしなければならなくなるのですが、ウィンデックスや風見用の糸を見ることは禁止、セールの状態(裏風やシバー)と体に感じる風の変化のみを判断材料とするというオマケの課題を付けて2周づつ、これが終わった段階で、今度は旋回半径を半分にして同じ事を行います。

こうなると、艇の向きが刻々と変化するのでトリマーは大忙しです。

1410ひととおり全員が終えた段階で小休止となったのでシングルハンドでの操船をデモンストレーション、各自思い思いの操船を交代で行い、1500若洲風車にヘディングし帰路につきます。

ほぼ真追っ手に近いポートタックのランニングとなり、K城さんが観音開きを指示したので即席フォアガイを付けてポールをセットしてみました。

本日は、予備タンクの燃料がほぼ空になっていたので久しぶりに給油することにし、1600H谷さんのヘルムスで給油バースに着岸、18.5ℓ給油後K峰さんのヘルムスでホームバースへ着岸、後片付けを終え1640講習会終了です。

参加のみなさんお疲れさまでした。あと1m/sec程風があった方が良かったのですが、まずまずのセーリング講習日和でしたね。
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09-04-04 新年度始動 [講習会・行事]

年度末、始めのため、1週間お休みをいただいていましたが、本日より新年度(クラブ的にはあまり関係ないのですが、個人的にちょっと忙しかったので)始動です。

今日は、日中と夜間のセーリング講習会二本立ての予定だったのですが、夜は雨になることがほぼ確実だったため、昨日ナイトセーリング講習会の方は中止しました。

さて、0930東京湾マリーナに到着すると、本日の参加メンバーは全員そろっていて、講習艇の「DreamQuest」はエンジン始動、フィッテング完了済みでした。

とりあえず1000までの間、エンジンマウントの修理が終わったと連絡のあった「みずなぎ」のチェックに向い、防振ゴムを含めたマウントボルトが2本交換されていることと、注文しておいたリザーブタンクの現品を確認した上で、エンジンを始動して振動状態をチェック、特に問題はなさそうなので機走テストを「みずなぎ」メンバーにお願いして、講習艇に戻りました。

出港準備で足りないところを説明しながら、1010O橋さんのヘルムスで出港。本日、浜離宮へお花見に行く「BIGBEAR」に挨拶に東京夢の島マリーナに立ち寄り、いつもの練習海面である若洲沖へと向いいます。

090404_1.jpg風はSSE~S5m/secなので湾岸高速を潜ったところでメインセールアップ、三枚洲の2本目の立標を過ぎた辺りで、後ろから「BIGBEAR」と「みずなぎ」が出てきました。

こちらは、ディズニーランド沖方面へむけてタックし離れていくと、2艇は東京港東航路方面へと機走していきました。

今日の予報では、午後からSW10m/secになるとのことだったので、午前中にできるだけ南下することを目指しタッキングの練習をしながら東京沖灯浮標方面へ向います。

風が南寄りながら冷たく、風速のわりにはヒール角がきついのでメインを1ポイントリーフ、病み上がりで1年ぶりに復帰のA木さんは勘が戻らないようなのでしばらくはクローズでのヘルムスに専念していただき、1130S良さんと交代、更に南下を続けます。

1220連続タッキングを行い2度目のタックでヒーブ・ツー、東京港方面へバウを向けて昼食タ~イム。

1300ブロードリーチで若洲沖に戻りますが、ヘルムスはO橋さんに交代、風も若干上がって来たため1320若洲沖まで戻ってしまいましたので、ジャイブを行い一旦アビームでディズニーランドに向い立標の手前で再度ジャイブし反対タックのアビームで若洲の風力発電風車に向かいます。

1350ジブのみのクローズホールドでメインを逃がしメインダウン、ベアしてジブのみ4knで荒川を遡ります。

090404_2.jpgここで着岸までをS良さんにお任せし、湾岸高速手前でエンジンアヘッド、ジブダウン、この頃になるとSWまでは回っていないもののS~SSW、7~8m/secになって風浪も高さを増してきたので帰港することとしました。

1430ホームバースに着岸し全員で後片付け、ビルジを確認すると前回乗艇者の報告どおり溜まっていたのでスタンチューブを確認してみたところ、約0.7秒に1滴程度とかなりの滴下量なので調整し、1510講習会を終了しました。

終了後S良さんの所有艇のスタンチューブも確認してもらいたいとのことでしたので、スタンチューブチェック、その他構造上のチェック箇所等何箇所かを説明確認して、1550東京湾マリーナを後にしました。

帰宅途中、予報どおり雨が降り始めたのでナイトセーリング講習会の中止は正解でした。
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