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10-01-31 そして誰もいなくなった [講習会・行事]

夜も開け、辺りもすっかり明るくなった0630過ぎ、桟橋にはもう皆さんの姿が・・・0700過ぎに第二ばんやに朝定食を食べに繰り出します。

第二ばんやは混んでいて、とりあえず空いている席に分かれて座り、好みで朝定食や刺身定食を注文かとおもいきや、とりあえず人数分の生ビールの注文が先でした^^;

早朝の定置網漁ツアーに参加された方がいらっしゃり、その方たちの朝食を見た面々は箸を持って覗きに行くなど楽しくお腹を満たすのでありました・・・

100131_1.jpg0900を過ぎたところで、YBMからの「AMICM」、「PUL&GUCCHI」、木更津からのOKAZAKI33?(すみません。艇名がわかりませんでした)が相次いで出港、0920にはYBMの「てふてふⅡ」も出港してゆきました。

「White Bear Ⅳ」は午後から南寄りの風が吹くことを期待して風待ち・・・・・ということで、天気も良かったのでコックピットはたちまちビアガーデンと化してしまいました。

そこへ、保田の「Bambino」の奥に係留している「J.Rhodes」のI井さんがみえました・・・・・昨日から艇が見当たらないと思っていたら、なんと、メインセールをネズミにかじられ、昨日修理のため木更津に回航して今日は車を取りに来たとのことでした。保田の岸壁をネズミが走り回っているのはよく見ていたのですが・・・

さて、0940木更津の「極楽とんぼ」が出港し、1000には油壺三崎マリンからの「風来坊」と「MARUSENMARU Ⅵ」が出港して行くと・・・・・風待ちと称しビアガーデンとなっていた「White Bear Ⅳ」が一艇ポツンと残りました。

100131_2.jpgにぎやかだった桟橋がガラーンとなり、さすがに寂しくなったのか風待ちは何処へやら・・・10分後には「White Bear Ⅳ」も出港して行き、見渡すと他の桟橋に係留されていた10艇程の艇も全て出港済みで、保田の桟橋には誰もいなくなりました。

帰り支度をしていると、沖から入港してくるヨットが2艇、1艇はどこか見覚えのある艇だったので、桟橋で待っていると、ちょうど1年前にこの保田でエンジントラブルのため出港できず、「BIGBEAR」で沖まで曳航してあげたベラシスの艇でした。

当時、配線関係をチェックさせていただき、バッテリーは十分電圧があったので途中の断線かコンソールパネルの破断が原因ではないかと診断したので、その時の故障の原因は結局何でしたかと伺うと、診断のとおりエンジンコンソールとバッテリーの間に入っている基盤の損傷だったとのことでした。

バッテリーからスターター(またはキー)に直結してエンジンをかける手もあったのですが、後の修理で余計な手間がかかると思い、その時はあえて提案はしませんでした。

帆走入港も見事だったので結局沖まで曳航して、無事ベラシスに帰れたとのことです・・・・・という訳でこちらも偶然1年ぶりの再会を喜び、1100陸路保田を後にしました。
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09-11-28 滑るように [講習会・行事]

今日は先週に引き続き、「キャロル」での講習会です。

1000、参加者5名全員が集合したので艤装開始、MICSによると海ほたるでN8m/secと風はやや強め、「キャロル」のメインはリーフできないので、念のためジブはNo3をセットし、1030東京湾マリーナを出港しました。

湾岸荒川橋を過ぎ、若洲に寄ってからメインをアップ、川筋のため風はほぼ真追っ手なので、ジブは揚げずに南下を開始しますが、風は4m/sec程度・・・そんならスピンを揚げましょうということで、これも念のため中風用を選択し揚げ始めた瞬間風がシフト(良くあるんですよね!こういうことって)、追っ手になるように針路を変更し取り合えずスピンアップ完了・・・すると、風が元に戻るんですよ!

091128_1.jpgスピンを揚げると、艇速は一気に上がりあっと言う間に三枚洲の3本目の立標を通過、折角揚げたスピンをすぐ降ろすのももったいないので、東京東航路の手前まで南下を続けスピンダウン、ジブアップで針路を東に取り、クローズホールドにて沖だしを開始、何度かタッキングを繰り返しながらディズニーランド沖へ向かいます。

風は5m/secなので、ジブはNo1でも良かったようですが、冬の風はパワーがあるので上りではこれ位が扱いやすいでしょう(艇が軽いので、乗艇者の配置によりヒール角を調整)。

1240、少し浦安側の岸に寄ったところでヒーブ・ツー、暖かい日差しの中、のんびりと昼食タイムを取っていると東からバージが接近、何時もならもっと南を通るのに・・・

一旦ヒーブ・ツーを止め、バージの針路を外れたところで再度ヒーブ・ツーするはめになりました。

1315、風速は4m/secで安定しましたが、徐々に東寄りにシフトしNE~ENEの間を振れる中、ポートタックのクローズホールドで帆走を開始し、浦安レーダーの東まで出たところで反転、追ってで若洲にヘディングし西進します。

今日は、風がちょうど良かったので、セールトリムを中心とした講習を行い、ハリヤード、カニンガム、アウトホール、ブームバング、メインシートトラベラー、ジブカー等を調整しながらセールのカーブやドラフトの位置、深さを調整しながらの帆走です。

そうこうしていると、先週と同様、前方にマイレディー「DreamQuest」を発見!今日の風ではあっと言う間に追いついてしまいましたが、抜かれるのが悔しいのか、直前で「DreamQuest」が突然上り始め上り勝負を挑んできました。

上り勝負ではNo3ジブなので軽量の「キャロル」は波にたたかれてやや不利(上り角では圧倒的に有利ですがここはスピード勝負)、艇速はほぼ同じなのでヘルムス勝負となりましたが・・・結局は距離を殆ど詰められませんでした(私がヘルムスをやってしまっては練習になりませんしね)。

091128_2.jpgそれで満足したのか「DreamQuest」が西に針路を変更し追っ手に入ったので、すかさずこちらも反転、「DreamQuest」に接近し風上からかぶせて相手の風を奪いつつ、ひょいと追い越した後は「DreamQuest」を置き去りにして差し上げました。

この時、「DreamQuest」のジブのリーチ上部が開いていたので、ジブカーを前に出してシートを引くようアドヴァイスを送り、ジブのカーブが綺麗になるのを講習会参加者に見てもらいつつ、相手の健闘を祈ったのですが・・・・・帰港後聞いたら、こちらは滑るようにどんどん離れていったそうです。

1515、ホームバースに着岸し全員でフィッティング解除、1540解散し私は「DreamQuest」に乗艇していた新入会員のOさんを案内して、東京湾マリーナにあるクラブ艇4艇を紹介しながらクラブの仕組み等を説明し、1610帰途につきました。

講習参加のみなさん、お疲れさまでした。また、先週に引き続き「DreamQuest」のみなさん、教材提供ありがとうございました。それとそれと・・・Y村さん、乗艇100回記念おめでとうこざいます!
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09-11-23 軽量艇 [講習会・行事]

今日は三連休最後の講習会です。昨日からの雨は未明で上がり、講習開始時刻の1000頃には晴れ渡るようなので、迷わず実施としました。

1000、今日の参加者3名全員が東京湾マリーナに集合したので、講習艇のYAMAHA-23「東京ベイキャロル(通称キャロル)」)に移動し、係留したままで、着岸時のもやいの取り方やクリートの使い方、主な結びの種類と素早い結び方、クルーワークの注意事項等を講習しました。

また、もやいの長さや役割、落水者を救助するときのロープの使い方等も解説し、1220バースに係留した状態で昼食となりました。

1240、天気も快晴となり気温も暖かくなったので出港することとしトイレタイム(キャロルにはトイレが付いていません)、この間にメインとジブのフィッティングを行い、1300マリーナを出港しました。

091123_1.jpg遅く出港した分少しでも帆走の時間を確保したかったので、湾岸荒川橋を過ぎたところでメイン、ジブをアップ、SSE2m/secの中を3回のタッキングで三枚洲3本目の立標をクリア(上り角が良いので)し、前方で練習しているディンギーを避けるべく再度タックし、風の塔に向けて沖出しをしてから再びタックし、浦安方面へクローズホールドで向かいます。

この間、ヘルムスを交代しながら2~3m/secの風の中をスイスイと帆走って行きますが、午前中に出港していてそろそろ戻ってくる頃の「DreamQuest」が見当たりません(ディンギーを除くセールボートは8艇程度出ていましたが、こちらからは逆光になるため識別できず)。

ディンギーの練習海面を過ぎディズニー沖を目指していると、本日の「DreamQuest」船長のY村さんから携帯に電話が入り、お互いの現在位置を確認・・・なんと、こちらの後ろから追ってきている様ですが、この風では軽量の「キャロル」が圧倒的に有利ですので、離される一方とのことです。

暫くは、そのまま追って来ていたのですが、さすがに無理と諦めたらしく、1408再度、反転して帰港するとの電話が入りました。

見ると確かに180°針路を変更し追っ手で三枚洲の3本目の立標方向に向かっている様子、艇の性能差は十分分かったとは思いますが、ここでダメ押しをするのが礼儀?とばかり、こちらも反転し「DreamQuest」の後を追うことにしました。

この段階では距離約500ヤード、アビームからブロードリーチで振れる風を捉えてじわじわと近づいて行きます。

3本目の陸橋を過ぎた辺りまで来ると100ヤード程度まで詰めていましたが、若洲の陸の影響で風が南に振れたのと同時に針路を北よりに取ったため、ほぼ真追っ手となってしまいました。

091123_2.jpg風は相変わらず2~3m/secでしたが、ジブが遊び始めたので人間ウィスカーと化して観音開きで一気に距離をつめようとすると、「DreamQuest」もポールをセットしての観音開きで対抗してきました。

しかし、軽量艇の強みでじわじわと距離を詰め、2本目の立標手前で見事抜き去ることができました。

健闘空しく抜き去られたことにガックリしたのか、はたまた悔しかったのか・・・「DreamQuest」はセールをダウンし機走で去って行きました。

こちらはギリギリまで帆走を続けましたが、1本目の立標辺りで風が弱まりジブがクロスの重みで垂れ下がる状態に至り、セールダウンとなりました。

予備の燃料タンクが空になったので、1545東京湾マリーナの給油バースに着岸し(一足先に戻っていた「DreamQuest」も丁度給油が完了したところ)、ガソリン19ℓを補給、2サイクルオイルが見当たらなかったので1本購入して50:1の割合で混合し、ホームバースに着岸しました。

先に片づけを済ませて解散した「DreamQuest」のY村さんが、挨拶(敗北の?)にみえた中、全員でフィッティングを解除し、1630解散となりました。

講習会参加のみなさん、お疲れさまでした。また、「DreamQuest」のY村船長はじめ乗艇のみなさん、良き教材役ありがとうございました(^^;
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09-11-21 微風は講習向き?! [講習会・行事]

今日は1000からYAMAHA23「キャロル」を使用しての講習会ですが、0910に東京湾マリーナに着いたので、時間までに、「DreamQuest」のシートストッパーの折れたレバーを交換するつもりで「DreamQuest」に行くと、K峯さんがシートストッパーの写真を撮っていました。

091121_1.jpgK峯さんに手伝っていただき早速折れたレバーを交換、ほぼ完了した頃には講習会参加者全員が集合していました(写真手前は、根元で折れたレバーの残骸です!)。

レース艇である「キャロル」と「アルファ」を除く他のクラブ艇は、全艇レイジージャック装着艇でありメインセールをセットしっぱなしなで、通常はメインセールの取り付け取り外しを経験できないため、場所を「キャロル」に移しメインセールのフィッティングの仕方や、ブームへのまとめ方などを実践しました。

ブームへのまとめ方としては、使用しているセールの素材により、バッキングか折りたたみか2種類の方法があることも、実地で体験していただきました。

091121_2.jpgその後は、デッキ上を移動するときの注意点やハーネスの使い方、荒天時に船外機艇の陥りやすい特性などを解説し、昼食の時間となりました。

今日は、参加者が5名(私を入れて6名なので講習会の場合Y-23ではチョット窮屈)であり、マイレディーの出港予定もなかったので、朝交換したシートストッパーの具合確認を兼ねて、午後からは「DreamQuest」で出港することにしました。

シングルでの離岸デモを兼ねて、久しぶりに私のヘルムスで出港、湾岸荒川橋を過ぎたところでメイン、次いでジブをアップしましたが、2m/sec程度の風がNWからNNEまでの間を行ったり来たり振れ回ります。

K峯さんにスピンポールのセットを指示し、観音開きでワイルドジャイブさせないようヘルムスの練習を開始するも最初のヘルムスK原さんが交代する前に風が落ちてしまいました。

沖を見ると風があるようですが、どうやら南からの海風が入ってきているようなので(湾奥では、これからの季節、快晴で風の弱い日には1400頃から吹き始めることが多い)、風の変化に即応できるよう注意を促しスピンポールを格納、南風を捕らえたところで今度はクローズホールドで浦安方面に針路を取ります。

しかし、風は安定せず吹いても3m/sec程度の風が吹いたり止んだり・・・ディズニーランド沖に達する前に時間切れとなり1420超微風の中で反転ジャイブ、沖を見ると東から3~4m/secの風が入ってきそうなのでそれを捉えて帰路に就く目論見です。

その間、微風時のセールトリムの重要性ややり方、スラブリーフシステムでのリーフの仕方など、余裕のある状態でのデモを行いました。

東から4m/secの風が入って来たので、追ってで4.5knと快適に帆走り始めるも三枚洲の立標間近、若洲の荒川河口に達すれば陸地の影響で風は南に振れるため、その手前で一旦クローズホールドにし、ブームを振り出してメインダウン、その後落としてジブのみの追っ手で荒川河口を北上しました。

湾岸荒川橋手前まで来ると、NNWの風に変わりジブが働かなくなったのでエンジンをかけジブダウン、最後はK峯さんのヘルムスでホームバースに着岸、片付けを行った後、しばし雑談をして1600解散しました。

今日は、風が弱く気持ちよい帆走とはいきませんでしたが、微風のでマッタリと余裕がある中、基本的なトリムやリーフなどを講習することがで、良かったと思います。
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09-10-04 マリンフェスティバル2009 [講習会・行事]

0600起床し、散歩がてらスコッチとカタリナのチェックをするためマリーナ内を徘徊(夢遊病でも痴呆症でもありません!)、0700を待ってマリーナの裏にある東京スポーツ文化会館の朝食バイキング630円也でお腹を満たしコーヒーを飲んでいると、K原さんからマリーナに到着した旨連絡が入ったので、「Bambino」の係留位置を説明し0740会館を出ました。

すると、今度はK都さんから同様の電話、艇に戻ると本日お手伝いのメンバーが続々と到着、0800には僚艇の「みずなぎ」もやって来ました。

本日参加する体験模擬レースの受付が始まったので、エントリーに行き恒例のゼッケンとTシャツ・・・今年はなんとポロシャツ4枚・・・気合入ってますなぁ~!を受け取り、艇長会議と体験乗艇の一般参加者との組み合わせ(カップリングと呼んでいます)を待ちます。

0910、カップリングも無事終え、男児2名のご家族4名を乗せ0920マリーナを出港、模擬レース海面である若洲沖を目指します。

湾岸荒川橋を越えると、風はNE2~3m/sec程度・・・・・これではタッキングもできない「Bambino」、予め参加のご家族には完走できる可能性が低いことを謝っておきました。

機走は早い「Bambino」、2番目で海上エントリーを済ませ、メインとステイスルを展開(ヤンキージブは補修中のため取り外してあり、この風ではますます不利!)、他艇のスタートを邪魔しないようにスタートラインの後方へとのろのろと帆走します。

上マークの位置を確認するとアウターマーカー寄りが有利と判断しそちらに向かいましたが、スタートの合図が出ても、重量20t上り角60°の「Bambino」ではタッキングも出来ず、ウェアリングでスタートラインと反対側に向かわざるを得ません。

更に風が弱く、対水0.5kn程度で進んではいるもののどうやら潮に流されているようで、スタートラインから遠ざかっているような・・・

091004_2.jpg格闘10数分(スタートリミット無しとの事だったので頑張ったのですが)、O熊さんよりの携帯が鳴り、本部艇からの要請でエンジンかけても良いからスタートラインを切ってくれ~!とのことです。

あからさまはマズイのでデッドスローのアヘッドでそろそろとスタートラインを切り即ニュートラル、数百メートル進んだところで漂い始める・・・重い「Bambino」はそれまではスタート時のエンジンの行き足で進んでいたに過ぎないのです!

模擬レースとは言え、参加のご家族に体験していただくのが目的なので、たまにエンジンを使いながら上マークに向うことにします。

最後尾の艇(帆走のみで頑張っている艇を抜かないように)や上マークを回り終えた艇と交錯しながら、ルールの説明などしつつ何とか上マーク手前100mまで来たところで、風が止んでしまいました。

ここでエンジンを使っては他の艇に失礼なので、なんとか帆走を試みますが風が無ければ潮に流され漂うのみ!

タイムリミットの20分前になっても風の吹く気配が無く、結局上マークを回れないままセールを巻き取り、機走で1200ジャストにフィニッシュラインの直ぐ外側を通ってマリーナに戻る「Bambino」でありました。

湾岸荒川橋手前で、なんとか完走を果たした「みずなぎ」を抜き去り(何度も言いますが機走は早いのです!)、さっさと着岸、1430からの表彰式での再会を約して、乗艇いただいたご家族と一旦お別れしました。

「みずなぎ」も入港し、まだ昼時だというのにその場の雰囲気でスナック「バンビーノ」が開店してしまいました・・・どうなっても知りませんよ!

091004_1.jpgさてさて、表彰式・・・今年は全員に参加賞が出る(またまた気合入ってます!)とのことなので両艇のメンバー全員で出席すると、何とか完走を果たした「みずなぎ」には干物セット1箱、参加者全員にはアサリ1kgの賞品が出ました。

ならば!ということで、スナック「バンビーノ」に戻り、Y田さんとK都さんが「みずなぎ」を東京湾マリーナに回航しがてら炭を購入してくることに。

炭が届くまでの間、「みずなぎ」に乗艇したレースメンバーや模擬レースの観戦に出ていた「のほほん」メンバーなどが入れ替わり立ち代り雑談に立ち寄ってくれました。

1620、炭が到着・・・ぢゃなくて、Y田さんとK都さんが帰艇し、コックピットで本格的にスナック「バンビーノ」開店、スタンに取り付けてあるバーベキューグリルに炭をおこして賞品の干物を・・・・・これが本当に美味しくアッという間に完食してしまいました。

辺りも暗くなりビールも切れたので、キャビンに所を移し今度はアサリと焼酎で第2ラウンド開始、先ずはアサリのワイン蒸しを作ったのですが、白ワインがビネガーに近くなっていて・・・ワインビネガー?を強火で飛ばして黒胡椒で誤魔化しましたが、何とか食べられるという代物に・・・でもアサリは砂抜きもしてあり美味い!

ならば、酒蒸し・・・・・こいつは絶品!ついでにボンゴレ・ビアンコ、これまた美味い!と好評でT樫さんご夫妻が帰られ、K原さんが帰られた後もアサリの宴は続き、2400ようやく閉店を迎えたのでありました(Y田さん、K都さん2名様ご宿泊ご案な~い)。

という訳で、フェスティバル応援に来て下さいました会員のみなさん、お疲れさまでした。
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09-10-01 基礎講座 [講習会・行事]

本日は都合により1300から半日、東京湾マリーナのマイレディー「DreamQuest」を使用しての講習会を開催することになりました。

内容は、
① エンジンの構造とメンテナンス方法
② ウィンチの構造とメンテナンス方法
③ 艇の機走特性
④ 最低限のロープワーク
ということで出艇はせず、実物を見ながらの机上講習となりました。

091001_1.jpg「DreamQuest」に着いてビルジを覗くとほぼ満水状態・・・スタンチューブの緩みか、はたまた、雨漏りか・・・とりあえずそのままにして参加者の集合を待ちます。

全員そろったところで乗艇、ビルジの現状と排出後の状態を見ていただき、乗艇時先ず最初に見るべきはビルジであること、溜まっている場合に考えられる要素の一つとしてスタンチューブの実物を確認、滴下量の目安等を説明しました(「DreamQuest」は1GM10エンジンのシャフトドライブで、グランドパッキン式のスタンチューブを使用していますが、滴下量は問題ないので今回は雨漏りが原因だったようです)。

さて、①は、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンの違い、特に点火方式の違いを中心に解説しエア噛みで何故エンジンが停止してしまうのか、また、再起動するためのエア抜き方法などを説明、エンジンオイルの役割や点検方法、直接冷却と間接冷却方式の相違点と点検方法、Vベルトの役割と点検方法など等、実際の1GM10を教材としてディーゼルエンジンの構造と各部品の役割、出港前点検事項等の講習を行いました。

休憩を挟んで②、「DreamQuest」の4つのウィンチは全てシングルスピードで単純な構造なのですが、リューマとバリアントという異なるメーカーのウィンチが2つづつ装備されていて、分解方法が異なることや内部の基本構造の違いなどを見ていただき、分解メンテナンス(グリースアップ)の必要性とその方法や注意点等を見ていただきながら、実際にグリースアップ後の回転音の違いなどを聞いていただきました。

ここで、①②の比較のために「みずなぎ」にお邪魔をし、「DreamQuest」との違い(「みずなぎ」のエンジンはボルボ2040セールドライブ、ウィンチは2スピードセルフテーリング×4、3スピード×2)を見ていただきました。

再び「DreamQuest」に戻り、ノートに図解しながら③、1軸右回りスクリューの特性が発生する原因、シャフトドライブとセールドライブの差異、前進・後進時の旋回中心の移動、フィンキールとロングキールの特性の違いやラダー形状による旋回性能の違いなどを解説し、離着岸やその場回頭の操船においてこれらがどのように影響するかを説明しました(今日は実際に艇は動かさず)。

091001_2.jpgここで、1700となったので終了しようと思ったのですが、本日参加のみなさんがとてもご熱心だったので、つい時間超過で④に突入(質問が多いと説明のし甲斐があって、ついつい時間を超過してしまいます!)、最近のロープは編みロープが多いのでコイルするよりフレークする方が良いことや、先ず最初にロープの束ね方としてハーバーガスケットコイル(フレークでも同じ)、結び方としては、もやい結び、巻き結び、クリート結び、8の字結びの最低4つを覚えていただく必要があること、それぞれの主な用途や素早く確実に結ぶための両手の使い方などをデモンストレーションし、最終的には夕暮れの迫る1740、艇上での解散となりました。

私は、使用した工具やロープの片付けとスタンチューブを見ていただくために開けたクォーターバースを直したりして1750退艇・・・半日(風が良かったので出港できなかったのがチョット残念)でしたが、熱心なみなさんの今後の成長が楽しみとなる、充実した講習会を行うことができました。
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09-09-27 残念無念 [講習会・行事]

今日は、タクシーで横浜ベイサイドマリーナまで行って先ずはフロントで係留費の支払いを済ませ、「Bambino」へ、トッピングリフト用のシャックルのサイズを確認して「マリンショップ児島」さんに行き、俵フェンダー2個とシャックルを購入、この間にゲストのK林さんが艇に到着したとの連絡を受けました。

艇に戻りK林さんとご挨拶、シャックル取り付けとフェンダを格納し、本日の乗艇者を待っていると、「GodSpeed」のS藤さんからSOS、どうやら出港に苦労しているらしいので救援のため桟橋ゲートに上がると、I野さんが到着されていたので、ゲートを開けて艇でお待ちを願い、ウェストハウスに向かいますが・・・

そう言えば昨日「GodSpeed」はイーストハウスの方に移るとか聞いたような・・・慌てて確認すると既に移転済みとのこと・・・・・イーストハウスに向かう途中(YBMの端から端までは遠い!)センターハウス前を通りかかると、残りの参加者であるT石さん、Y花さんが到着されていたので、これまた艇でお待ちいただくことに。

イーストハウスの桟橋に到着し「GodSpeed」如何にと見ると・・・風に流され奥のバースに何とか後進で着岸したが出る自信が無いとのこと、センターボードの降ろし忘れが主因のようですので、降ろしたことを確認後、桟橋からバウを振って更にスタンを送り出し無事離岸、ホームバースに着岸させてすっかり自信を無くしてしまったS藤さんでありました(その後、同乗予定だった3名は「八星丸」で出港しセーリングを楽しんだとのことです)。

さて、こちらは1130横浜ベイサイドマリーナを出港、回航を兼ねた大型艇講習会ということで一路保田を目指します。

090927_1.jpg風は昨日とほぼ同じNE5m/sec前後、メインとステースルを展開し帆走、4kn程度で進みます・・・ジブが張れればもう少し艇速が出せるのに!

ヘルムスを交代しながらゆっくりと進み、観音崎手前に達した頃から6m/sec強・・・ジブが張れれば波音がもっと素敵なのに!

観音崎を回り込んだところで浦賀水道航路1番ブイにヘディングすると風はほぼ真追っ手近くになり、頻繁にステースルから風が抜ける・・・ジブが張れればステースルを降ろし、メインからの距離の差と位置の高さの関係でメインの影響を最小限にできるのに!

浦賀水道航路の南に出たところで浮島にヘディングしたころから風が落ち4m/sec、それでもエンジンはかけず帆走のみで南下を続けると金谷付近で風が東に振れ始めました。

090927_2.jpg写真は、金谷沖を北上する米海軍第7艦隊所属のアーレイ・バーク級(海自のイージス艦のモデルとなった艦型)ミサイル駆逐艦の6番艦「ジョン・S・マケイン (USS John S. McCain, DDG-56) 」です。

金谷沖の定置網をかわし鋸山のブランケを抜けると、上り角60°の「Bambino」では上り切れなくなったのでステースルを巻こうとしたところ、上部でハリヤードが巻き着きファーリングできないためやむを得ずステースルをダウン、ついでメインを巻き取り、結局残り僅かで機走する羽目になってしまいました。

1530、無事保田漁港のホーム岸壁に着岸、みなさん普段使い慣れないリングへのもやい取りに苦労しながらも係船を終え、ファーリングシステムの点検調整後ステースルを再び取り付け(スムーズにファーリングできました)、クリュー付近が裂けていたジブを取り外し、本日の作業は終了となりました。

ゲストのK林さんはすぐ帰途に就きたいとのことでしたの車で保田駅までお送りし、T石さんとY花さんは保田が初めてとのことなのでI野さんの4人で第二ばんやで反省?会、1900お開きとしてネットで道路状況を確認してみると、海ほたる川崎間がまだ渋滞の表示なので、フェリーで久里浜に渡ることにしました。

金谷のフェリー乗り場に着くと既にフェリーが着いている・・・?、聞けば2分後に出港(2000最終便だと思っていたら1930が最終便)とのこと、急いで乗船券を購入し滑り込みセーフでした。

今日の講習会の締めとして、フェリー上から、昼間見た浦賀沖の南方位ブイと海驢島沖の東方位ブイ(笠島ブイ)、浦賀水道航路1番、センター、2番ブイそれぞれの灯質を実際に確認していただきました。

参加のみなさん、ジブを張れず3枚張りのフルセーリングを楽しんでいただけなかったことが残念無念でしたが、30feet以下の艇との違いは良く分かっていただけたこと思います。
なにはともあれ、今日一日お疲れさまでした。今度はナイトセーリング講習にご参加下さいね!
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09-09-22 やさしい風 [講習会・行事]

今日は東京湾マリーナのヤマハ25マイレディー「DreamQuest」を使用しての初級講習会です。

待ち合わせ場所で10分過ぎても2名が来られず連絡もないので艇に移動、エンジン構造の説明と簡単な点検方法、その他出港前点検を念入りに行い、この間にも連絡が無かったので1130にマリーナを出港しました。

三枚洲の3本目の立標を過ぎ、基本どおりに艇を風に立ててメインアップ、メインのみのアビームで帆走を開始しエンジンカット後ジブアップ、風はSbyW 3~5m/secで振れは5°以内という初心者にとってはもってこいの状況です。

暫くはヘルムスを交代しながら浦安沖方面へクローズリーチで進み、1320ヒーブ・ツーでちょっと遅めの昼食タイム、1350帆走を再開し、ポートタックのクローズホールド→クローズリーチ→アビーム→ブロードリーチ→(ジャイビング)→スターボードタックのブロードリーチ→アビーム→クローズリーチ→クローズホールド→(タッキング)→そのままポートタックのクローズリーチというように風向きに会わせた帆走形態と呼称をデモンストレーション(この間は私がシングルで操船)しながら解説、更にセールのトリム方法等基本的なことを解説しながら、東京東航路方面に向います(直線航行中は陸標を目標に参加者交代でヘルムスを体験していただきました)。

090922_1.jpg1430東京東航路手前でタッキングしベア、再びクローズリーチで浦安沖に向い1500今度はジャイビングで若洲風車にヘディング、ほぼアビームで帰路に就きます。

若洲沖に達した1530、今日は初級講習ということなので基本どおりまずはジブダウン、続いて機帆走に入り艇を風に立ててメインダウン後、荒川を北上しました。

湾岸荒川橋に向かうときのトランシット(複数の陸標の見通し線)や注意点などを解説しながら1600東京湾マリーナのホームバースに係留完了。

その後、解説を交えながらフィッティング解除や入港後点検等を行い、1630解散となりました。

天候は一瞬太陽が顔を覗かせましたが始終曇り、入港直後雨というより雨漏り?のようなものがパラリときましたが、暑くも無く寒くも無く、風は振れや息も少なく安定していて初心者にはやさしい(easily&gently)風でしたので、ヨットの面白さと楽しさを十分に味わっていただけたようです。

こういう風ばかりではないのですが、その辺は追々お分かりになると思います。なにはともあれ、初心者講習会には良い風の一日でした。
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09-09-19 風が強くなる前に [講習会・行事]

今日は横浜ベイサイドマリーナのカタリナ28「八星丸」でのセーリング講習会ですが、北よりの風10m/sec前後、1500頃から更に上がりそうです。

0920、集合場所であるセンターハウス裏に着くとW辺さんがみえたので、「八星丸」を二人でサービスバースに移動させることにしました。

集合時間の1000までにY野さん、H田さんが到着しましたが参加予定のあと3名の姿が見当たりません。場所が分からないのか遅れているのか・・・とりあえず1030まで待ってみましたが連絡もありませんので、1040出港しました。

090919_1.jpgマリーナを出ると風はNNW10m/sec、波は80cm程度とほぼ予想通りの海況です。スループだからといって2枚のセールを出さなければならないという決まりはないので、追っ手で楽に帆走する方法としてフルジブのみを展開し、猿島に向けようとした1103、ゲストのT塚さんより「1000前にマリーナに着いたが集合場所と私の携帯番号が分からずようやく連絡ができた」との連絡が入りました。

ならば!っと、タックをしてマリーナに戻りT塚さんを拾って1125再度出港、今度も1ポン相当のジブのみクローズリーチで沖だしし、猿島へ向けると同時にフルジブのブロードリーチ5~6knで南下します。

長浦沖で再度ジブを1ポン相当までファーリング、ジブのみのクローズで上りながらブームを振り出しメインアップ(2ポン)、途中上り過ぎて意図しないタッキングが入ってしまったのはご愛嬌?ワイルドジャイブ程ではないですがブームが振れますので、そうならないように十分注意してヘルムする必要があります。

リーフした状態でのクローズホールド5knで根岸湾に返し、1320私の「もう一往復しますか?」の問いに反応なし・・・ならば入港して遅めの昼食後、風が強くなりそうな1500まで着岸の練習をしましょう!

サービスバースに近づくと、一昨日保田でお会いした「みなみ」が係留されていて、その後ろに着岸しました。

昼食後、イーストハウスから沖に出ている桟橋で着岸練習、免許のないY野さんとH田さんには成功や失敗する時の進入角度や速度をよく見ておいて下さいということで、W辺さんとT塚さんにそれぞれ着岸操船をしていただき、風の影響と流される感覚を体感していただきました(桟橋方向からの10m/secの風です)。

1500、風が上がると予想していた時間となりましたのでホームバースへ着岸、もやいを取り終えた頃にジャストタイミングで風が上がり始め12m/sec以上となりました。

今夜半がピークのようですので念のため増しもやいをとって、船内で2GM20F(間接冷却式)エンジンの簡単な説明を行い、1530本日の講習会を終えました。
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09-08-30 ロープ [講習会・行事]

本日はロープワーク講習会ですが、昨日のナイトセーリング講習が遅かった関係で、開始を1100からとしました。

あいにく天候は雨、時々止むものの台風11号クロヴァンの影響で徐々に本降りになっていく模様です。

さて、講習は雨が降っている時は船内で、止んだ隙にデッキ上でと、ロープの種類(材質、撚り、編み、特性の違い)、基本的な取り扱い方法、主な結びとその応用、実践的な結び方(結びの種類ではなく、結ぶ方法)などを中心に行います。

もやい結びと一重つぎ、巻き結び・二結びとクリート結びのように、結ぶ対象や用途が異なっても結びの形状が同じものをひとまとめにして覚える方が効率的で、結びの仕組みを覚えやすいことを実地で体験していただきながら進めます。

結びの形状を覚え、結びが間違っていないか自ら確認できるようになったところで、もやい結びや巻き結びなどよく使用される結びを素早く確実に結ぶための実践的コツを覚えていただきます(初めて目にすると手品でも見ているように思われます)。

更に、荒れる海で片手で自分を支え、もう一方の片手だけで結ぶなど実践的方法を体験していただきました。

090830_1.jpgまた、フェンダーをライフラインに結ぶ時、大型艇で固定桟橋に係留する場合は巻き結びを使用して長期係留するとロープの種類によっては解けなくなること、そういう場合に使用する大錨結び、リングに係留する場合の錨結びなども解説しました。

その他、本結びやもやい結びの解き方などを紹介し、巻き結びの応用である枝結び、固め結び、二結びの応用である自在結び、各種ロープテークル、結びを間違った時に出来る結び、コイルの方法数種類などをデモンストレーションしました。

1500を過ぎた頃、雨もいよいよ本降りになりそうなので多少早めではありますが、本日の講習は終了としました(天候がよければ曳航索の取り方を実際に曳航しながら実習するつもりでしたが、こちらは解説だけになってしまいました)。

新規入会のY本さんに各艇を紹介した後、台風が接近してくる千葉に係留されているハンスクリスチャン43T「Bambino」の増しもやいを取るために、保田へ向かいます。

「Bambino」に着いて増しもやいを取り始めた頃、20m/secオーバーの突風が吹き始めいよいよ台風が接近してきたこと、今朝、家を出る前に見ていた針路予想の中心より陸寄りに近づいてきそうな気配を感じましたので、各もやいを点検し、フェンダーを増設しました。

風は東寄りで岸壁に押し付けられるので、反対舷から浮き桟橋との間に沖もやいを取りたいところなのですが、増しもやいに使う長めのロープを2本GWクルーズ時「みずなぎ」にあげてしまったため、残っている長いロープで増しもやいを取らざるを得ません。

上の写真は「Bambino」の増しもやいをリングに取った時のフィッシャーマンズ・ベンド(錨結び)・アンド・ボーライン(講習会で大型艇をリングに係留する場合の方法として取り上げたばかりの方法)です。

反対舷からの船首尾からのもやいを取ってあるので、バウやスタンが岸壁に当たることは無いと思われますが、沖もやいが取れないことが少々不安です。

ともあれ、とりあえず一通り台風対策を施し1800保田を出発、1910に帰宅して何とか選挙の投票には間に合いました。
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