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09-04-18 初心者講習 [講習会・行事]

本日は、久々の初心者講習会ですが急遽参加のK部さん以外は小型船舶操縦士の免許が無いので、帆走を中心とした講習を行うことにしました。

現行「船舶職員及び小型船舶操縦者法」第23条の36第2項に、「小型船舶操縦者は、小型船舶が港を出入するとき、小型船舶が狭い水路を通過するときその他の小型船舶に危険のおそれがあるときとして国土交通省令で定めるときは、自らその小型船舶を操縦しなければならない。」という規定があるため、免許を持っていない方に出入港の練習をしていただく訳にはいかないのです。

先ずは、出港前点検、クラブの講習に使用する今日の「DreamQuest」(YAMAHA25MyLady)や「SALTY」(スコッチ30)には、出港前、入港後点検項目一覧表を備えてあるので、それに従って参加者全員で出港前点検を行って頂きます。

まだ、乗艇経験の浅い方が多いのでスピードよりも確実性が大切、1時間強をかけ解説しながらの点検とフィッティングを終え、1110私のヘルムスで離岸、湾岸荒川橋下を抜け航路から右に外れたところでメインUP、そのまま、機帆走で若洲風車(風力発電)沖まで南下しジブUP後タッキングしてディズニーランド沖に向かいます。

風はSE2~3m/sec、予報では1400頃からS8m/secとなっていますが日差しが強くないので、そこまでは上がりそうにありません。

一気に南下し追っ手で気持ちよくセーリングを楽しむというプランと、45°づつの変針を繰り返しながらヘルムスとシートトリムの練習プランを参加者に諮ったところ、後者ということになったので大きく旋回できる海面まで沖だししたところで1215、ヒーブ・ツーで食事タイムとなりました。

1245、参加者5名を、見学・ヘルムス・メインシート・両舷ジブシートに振り分け2周したところで、ポジション交代という練習を開始します。

090418_1.jpgところが・・・途中で風がパタリと止んでしまい仕方がないのでセールダウン、幸い練習海面は港域外なので免許が無くても機走練習可能!なので、フェンダーを海中に投下し行き足で接近しほぼ停船した状態でフェンダーを回収するという練習(機走での落水者救助や、着岸練習につながります)を行うことにします。

ちょうど一巡したところで南より風が入り始めたので、再びセールアップし中断していた45°づつの針路変更トリム練習を再開します。

こちらも一巡したところで風はS5~6m/secとなったので、しばらくクローズホールドで南東に向かって帆走を楽しみ、1515タッキング、アビームで帰路に就きます。

三枚洲の立標手前でメインを降ろし、ジブのみの追っ手で荒川を上りながらエンジンの暖気が済んだところで機帆走、湾岸荒川橋手前でジブダウンし本日参加者唯一の免許所持者であるK部さんヘルムスで東京湾マリーナに戻ります。

東京湾マリーナ入り口手前で私がヘルムスを代わり着岸、もやいの取り方を解説後全員でフィッテング解除、入港後点検を済ませ、1710解散となりました。
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