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09-05-16 久しぶりの講習会 [講習会・行事]

今日は、GWクルージングが入った関係で先月19日から1ヶ月弱振りでの講習会、なんか随分と久しぶりに講習会を行った感じがします。

090516_1.JPG今日は東京湾マリーナのYAMAHA25-Ⅱ(I/B)「DreamQuest」を使用してK峯さんにスキッパー代行をお願いし、講習会参加者4名で出港準備を整えほぼ完了したところで突然エンジンが止まりました・・・止まり方がどうもエア噛みをおこした感じです。

直ちにエンジンを点検、燃料フィルター上部のネジを緩めプライミングをポンピングしても燃料が出てきません。

燃料タンクのバルブを開け閉めして、高圧ポンプ側のネジを緩めてポンピング・・・しばらくすると泡を伴い燃料が出てきましたがかなりのエアを噛んでいるようなのでさらにポンピングを続けます。

とりあえず、エアをすべて押し出しデコンプレバーを開放してスターターを回し、デコンプオフで無事エンジンスタート、しばらく回して特に問題ないので1050出港しましたが、水路を機走中スロットルを開けてもエンジン回転がなかなか上がらなかったり、突然回転が下がったりします。

先週K峯さんがウォーターセパレーターの水抜きをしたとのことなのでその時点でエアを噛んでいた可能性が高いのですが、それだけでなく、タンク内にゴミが入っている可能性がありそうです。

ちいさなゴミなら、機走しているうちに問題なくなりますが、大きなゴミで燃料系を塞げば再びエンジンが停止する可能性があるので、エンジン回転数に(回転計がないので耳で)注意しながら練習海面へ向かいます。

天気は曇りでSSW6~7m/sec、荒川河口は川の流れに逆らう南風のためこれからは波が高い季節となりました(湾奥は南風の場合風走海面距離が最大となるため、夏は波が高くなります)。

三枚洲の3本目の立標を越えたところで、メイン(K峰さんの指示により2ポン)アップ、ここでジブを揚げる前にエンジンを停止し(通常はジブを揚げ終わった時点で)、反航する引船をかわしてからジブアップし、ディンギーの練習海面の風上ブイをかわして、タッキングの練習をしながら東京港沖の海面へ向います。

ポジション交代をしながらタッキング練習を行い、1240ヒーブ・ツーで昼食、ジブの引き込みが甘く1kn前後で東方向に進みながら・・・

1320早めにマリーナに戻り、機走による操船練習をするためにアビームで若洲風車を目指し、ディンギー練習海面を過ぎたところでメインダウン、ジブのみ4.5knで湾岸荒川橋を目指すと、前方で大型艇がセールを降ろし小型の船外機艇に曳航されている模様、エンジントラブルのようですが曳航されながらジブをアップしたので後ろから迫ってきます。

湾岸荒川橋手前でジブダウン黄色いパワーボートがすごい勢いで反航してきて、先ほどのエンジントラブルを起こしている大型艇の救援に駆けつけたようです。

こちらは、1410東京湾マリーナに到着し一番奥の海面でその場回頭、艇が停止している場合の風に対する安定角度、後進における有効舵速などを講習、最後に水路を往復しながら艇を真っ直ぐに機走させる練習を終え、1540K峰さんのヘルムスでホームバースに着岸し、全員で後片付けをしながらT澤さんにロープワークの講習をして久々の講習会を終了しました。

K峯さんには、3名以上乗艇を条件に船長としての出港をOKとしました。これからは、周りに頼らず自分の判断で全てを処理する経験を積んでヨットを楽しんで下さい。

なお、エンジンはその後調子よい音を出して応答していますので、特に問題は無いようです。
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コメント 4

ヨッシー

K峯さん、船長おめでとうございます。船長デビュー時にはぜひクルーとして参加させてください。素晴らしいヨットライフを楽しみましょうね!
by ヨッシー (2009-05-17 20:58) 

hoota

ヨッシー船長、K城さんに引き続きK峰さんも船長の仲間入りです。よろしくお願いします。
by hoota (2009-05-17 21:17) 

縄 文人

はじめまして と言うよりもコメントがはじめましてです。
いつも楽しく読ませて頂き、ありがとうございます。

私の艇でも同じようなエンジントラブルが二回ありました。
一回目は燃料ラインの詰りで、逆方向から強く吹き解決。
二回目は水トラップを清掃した時にカップからエアーが完全に抜けてなかったのが原因でした。
エンジンが欲しい時にトラブルと嫌なものですネ?

これからも宜しくお願い致します!
by 縄 文人 (2009-05-19 13:58) 

hoota

縄 文人さん、ブログへの直接コメントありがとうございます。
燃料タンク側のコックを開け閉めしたら、燃料が送られるようになりましたので、今回は、エア噛みとゴミのタブルだったようです。
幸いゴミも小さかったようで、帰路は回転数も安定していました。
それ程頻繁に起こるトラブルではないのですが、起こるときは起こる!というのがこのてのトラブルですね。
そんな訳で講習会では、エア抜きの方法も一通り説明することにしています。
by hoota (2009-05-19 21:03) 

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