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09-03-10 ステアリング修理 [整備・その他]

今日は保田の「Bambino」のステアリング修理です。

以前修理をしたのですが、前回固定用のピンがずれてステアリングが回らなくなっていたので、今回は完全に分解して徹底的に修理する事にしました。

090310_1.jpg原因は写真の中央上に見えるステアリングストッパーのプラスティック製摩擦面の下が切れていて、その切れ目にピンがはまり込んでしまうことは分かっていましたので、摩擦用プラスティックを180°回転し写真の様に切れ目が下にならないように取り付け直しました。

また、ピンが若干緩めだったのですが、ステアリングの軸に開いたピン用の穴がセンターに開いていないので、こちらも180°回転させ、窮屈になったところにピンを打ち込みましたので、今度は緩くて抜けるという心配は無くなりましたし、万が一緩んでもストッパーの切れ目に落ち込むことは無いので、ステアリングが動かなくなるという現象は発生しないようになりました。

この作業と平行して、お手伝いに来ていただいた会員のH田さんとゲストさんには、ニス塗りの準備のため4本あるハンドレールのサンディングをしていただきました。

090310_2.jpg二日仕事と思っていたステアリング修理が今日終わってしまいましたので、明日はニス塗りに取りかかれそうです。

片付けを終え西の空を見ると、夕焼けがきれいな日没の風景・・・写真を数枚撮りながら今晩の算段。

今日は「ばんや」が定休日のため、「つむぎ」で燃料(アルコールと食事)補給して明日朝風呂にでも入るとしますか。
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09-03-07 メニュー盛り沢山 [講習会・行事]

本日のセーリング講習会は天候に恵まれたものの、午前中は昨日の低気圧の影響で10m/secオーバーのブローが入る状況です。

090307_1.jpg0930東京湾マリーナに着くと、本日船底作業を行う「キャロル」が丁度上架されたところで、レースメンバーと挨拶を交わし、本日の講習艇「DreamQuest」へ。

風は午後になれば落ち着くことは間違いないので、ゲストも居ることですし午前中はエンジンのエア抜き実践をして、昼食後にセーリングに出ることにします。

さて、実際にエア噛みを起こさせてエンジンを止め、エア抜き作業をしてもらおうとアイドル状態で燃料パイプを外したのですが・・・・・10分たってもエンジンが止まりません!・・・・・・・・・? 回転を上げても止まる気配なし・・・? 高圧ポンプ手前のネジを緩めてもダメ・・・? 1GMってこんなに止まらなかったなんて知りませんでした! 2GMなんて部品交換しただけでエンジン掛からなくなるのに・・・・・

時間がもったいないし実際出港してから止まっては困るので、必ず入った筈のエア抜き作業を行い、ロープワークの時間に変更(K峯さんがすでにデッキで始めてくれていました)ということで、1100フィッティング開始、出港準備が整った時点で早めの昼食を取りました(この間に、信号紅炎の有効期限が先月末で切れていたので新品を購入)。

1145K城さんのヘルムスで離岸し、湾岸高速下を越えたところで風に立てメインUP、ほぼ真追っ手になるのでポールをセットし観音開きでジブをUPします。

090307_2.jpg「海ほたる」方面を見ると、「日本丸」か「海王丸」がアンカリングしているのを発見!三枚洲の立標を越えたところでポールを解除ジャイブして錨泊中の帆船見物コースへ。

途中風が若干シフトしたので、再度ポールをセットし観音開きで針路を維持して帆船に接近すると「日本丸」であることを確認、東京海洋大学の「青鷹丸」も汽笛を鳴らしながら表敬している脇を通り「日本丸」の周囲を1周、反対回りで回ってきた「青鷹丸」と再度ミート、相手を左舷に見るのでこちらが汽船だとしても針路保持船、まして帆走中の小型帆船なのでこちらは針路維持し、「もし、これで避けてくれなければ日本の船乗りの将来は無いね」と言っていると・・・さすが、シッカリと避航してくれました(左転舵でこちらの前方を先に進む形でしたが)。

090307_3.jpg「日本丸」甲板上には人影が見えませんでしたが、「青鷹丸」のスタンに並んでいた練習生?とは手を振り合って挨拶しました。

さて、これからはタックの連続で若洲沖に戻ることになります。「K峰さんはもう十分でしょう!」とのK城さんの一言でK峯さんはヒール潰しのウェイトに専念とあいなり、残った4名でヘルムス、ジブシートトリマーを交代しながらタッキングを繰り返し若洲風車手前1nm辺りまで来たところで風が無くなります・・・

時間はまだ1500、NNW2m/secはあるのでK城さんにポールのセット方法を体験していただくとともにスピネーカーをどのように揚げるのかを参加者全員に見ていただくため、スピン、シート、ポールをセットしてベアウェイ、スピンUP、ジブDOWNでスピンランに入ります。

1530東から風が入ってくるのが見えたのでスピンDOWNジブUPで若洲沖に針路を戻すと、間もなくWNW3m/secの風を受けアビームで帰路に就きました(途中Wまで風が回ったのでアビームより若干追っ手になり艇速も4kn)。

K峯さんのヘルムスで東京湾マリーナに着くと、船底作業を終えた「キャロル」が丁度下架したところでしたので、港内に回りこんだところで、すれ違い際に作業道具を受け取る旨を告げK峰さんの心の準備を乱したつもりでしたが、中々うまい着岸をされてしまいました(残念!)。

着岸後全員でフィッテングを解除し、天日干しをしていたクッションを戻して1730解散です。
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09-03-05 仮住まい [整備・その他]

東京夢の島マリーナの桟橋補修工事のため、スコッチ30「SALTY」の係留場所を一時的に移すよう連絡があったので、本日移動しました。

090305_1.jpg現在の係留場所であるEバースに着くと、まだ移動していない艇は「SALTY」を含め5艇のみでした。

風はSSW5m/sec程度なのでシングルでの移動に特に支障なし、現在のE-11から中央水路を挟んだ反対側(写真左奥)のJ-3バースに移動となるので、Tバースに係留してある「キャロル」への届け物を積み込んで移動を完了。

工事期間がどれ位かは分かりませんが、当面はJ-3が仮住まいとなります。

090305_2.jpg移動後、天候が不安な今週の土曜日に上架船底作業を予定している「キャロル」へ向い、船底塗料、ローラー刷毛、ベンダー、トレー、マスキングテープの5点セットを船内に積み込みました。

写真右のトレー上マスキングテープの左側に縦に置いてあるのがベンダーですが、これは狭いところや隙間を塗装するのに便利で柄も曲げることができるのでとても重宝しています。

その後、「キャロル」の2艇となりに係留してある「のほほん」の一部名義変更のための書類を確認するためMバースの「BIGBEAR」に行きましたので、東京夢の島マリーナにあるクラブ艇4艇全てを回り係留状況等特に問題ないことを確認して帰路に就きました。
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09-02-28 回れ回れ [講習会・行事]

ハッキリしない天気が続いた1週間でしたが、昨日までの雨も上がり本日は2月最後のセーリング講習会です。

今日は、ブロードリーチ(クォータリー) →[ジャイブ]→ 反対舷のブロードリーチ →[ラフ]→ ビームリーチ(アビーム) →[ラフ]→ クローズホールド →[タック]→ 反対舷のクローズホールド →[ベア]→ ビームリーチ →[ベア]→ ブロードリーチで大きく1回転を1セットとし、各開きを30秒づつ維持しながら次の開きに針路変更するという練習を、各参加者が担当部署を交代しながら帰る時間が来るまで行い続けるというハードなメニューを設定しました。

30秒ごとに変針とはいえ、本船や他のヨットを避けたりするため一定間隔を維持することは殆どできないのですが、要は大きな円を描いて回り続ける・・・傍から見たら「何やってんの?」の世界です。

0090228_1.jpg太陽はごくたまにチラッと顔を見せる程度、昨日ほどではないものの2月らしい気温でしたが、風に恵まれNNW~NW3~7m/sec、ブローにも慌てずに練習できるように念のためメインを1ポイント・リーフし艇速は4~6knでお昼を過ぎても回れ回れ!

たまにはマリーナに帰ってからゆっくりと遅めの昼食というのもよろしいでしょう?てな訳で1420まで若洲とディズニーランドの沖をひたすらクルクル・・・・・

帰路はほぼアビームとなり風も落ちてきたのでリーフを解除、若洲の風車横付近でジブのみクローズリーチにセットし、風を抜きながらメインをダウン、湾岸高速下の直前まではジブのみ3.5knで粘りの帆走をし、1450ホームバースに着岸。

もやいを取りエンジンをカットしたところで1500、おやつならぬ遅い昼食を終え全員で片付けをし1550解散としました。

その後、来週に船底作業を予定している「キャロル」に船底塗料を届けるため東京夢の島マリーナに立ち寄り、大型艇講習に参加していたメンバーと挨拶して本日の業務?終了です。
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09-02-22 風待てば・・・ [講習会・行事]

本日3名参加でのセーリング講習会、ヨット歴4年のW辺さんをボースン、新入会員さんで乗艇経験4回目のH谷さんの指導係として、入会約1年のA戸さんを付けるという配置で行うことにしました。

090222_1.jpg簡単にスコッチのエンジン構造を解説してから、ボースンに出港準備を指示。
湾岸高速下を抜けると風はほぼE1m/sec、機走をしているので見かけの風は向かい風となるため、直ぐにメインをアップし三枚洲の3本目の立標を過ぎてしばらくした辺りでジブアップ、エンジンカット、珍しく10艇程見える他艇は風をつかむのに苦労している様子です。

微風の時ほど乗り手の差が出ることを分かっていただくため、メインシートのトリムを行いながらクルーに細かく指示を出し、講習艇のスコッチだけがスルスルとすべり出す。

先に出ていた他艇の約半数を抜き去ったあたりで2m/secになり、レース艇と思しき2艇が徐々に前に出て行く。

1207昨日のTYC、YCCの交流会を終え横浜からの帰路についている「BIGBEAR」のO熊さんから「現在川崎シーバースの手前約1nm」との電話が入り、海上ミーティングを約してしばらくすると「みずなぎ」が機走しながら近づいてきたので、「ババリアは風の塔の手前らしい」と言うと「ささやかな引き波のプレゼントです!」と言って風の塔方面へ去って行きました。

090222_2.jpgちょうど昼時なのでこちらはヒーブ・ツーで昼食タイム、食事を終え雑談をしていると風が無くなりヒーブ・ツーするまでもなく海上を漂い始め針路が定まらなくなったので、風待ちタイムに変更となりました。
我々より一足先に出港して行ったバースのお隣さんがすぐ後ろに漂っているのですが、白いセールが海面に写る程のべた凪(東京湾ですので本船の引き波等で鏡のような海面という訳にはいきませんが・・・)です。

1310風待ちした甲斐があり、東から2m/secの風が入り始めたので千葉方面に走り始めると、風は振れを伴い徐々に南に回り始め待望のSEからの風になったのも束の間、またパタリと止んでしまう。

090222_3.jpg10分程漂っていると、13号地沖に「BIGBEAR」と「みずなぎ」らしきシルエットとお馴染みさんの「風雷坊」を認め会合地点となりそうな若洲の風車沖に針路を向ける。

風は落ちたままでしたので、このままでは会合できないかもしれないと思いながら周囲を見渡すと、3nm程南の「風の塔」辺りから5~6m/sec程度と思われる南風を発見したので、何とかなるな・・・あれれ?「みずなぎ」と「BIGBEAR」がこちらに針路を変更し向かって来る!

こちらも両艇に向け針路を取り、すれ違う直前に風が到着し勢い良く走り出したので「BIGBEAR」の後ろに付こうとジャイブするとあちらはタック、まるでレーススタート前のマニューバのように両艇円を描いての追いかけっこ?

「BIGBEAR」がスターボードタックのクローズ・リーチ(ジブのみ)で保針したのでヘルムスを引き受け上から抜きにかかる!「スコッチに抜かれるようではダメですよ!」などと憎まれ口を言いながらもあっさりと抜き去ると、今度は「みずなぎ」が上から追っ手でこちらの前を横切ろうとする・・・3艇入り乱れてジャレ合っているとそこにディズニーランド方面から「DreamQuest」が乱入、7m/secとなった風を受けてクラブ艇4艇での楽しい戯れ合いを1時間ほど堪能し、「BIGBEAR」、「DreamQuest」が帰っていく。

こちらはもう少しとばかりディズニーランド方面に針路を取りましたが、しばらくすると風浪が高くなり始め「そろそろスプレーを被り始めるなぁ~」などと言った途端にパシャリ・・・

ちょっと早めですが帰りましょうか。先に帰っていく各艇が荒川河口でメインダウンのため風に立てていますが、こちらはジブのみのクローズ・リーチでメインの風を抜きメインダウン、針路を河口に戻しジブのみの真追っ手で湾岸高速手前まで帆走、暖気しておいたエンジンを前進に入れジブダウンでエコを実践しました。

その後はH谷さんのヘルムスで着岸初体験を経験いただき全員で後片付け、1530解散後、「BIGBEAR」のO熊さんと簡単な打ち合わせをして帰宅しました。

MICSを確認してみると風は予報より強くなっており「13号地」は10m/sec、「海ほたる」では17m/secの風となっていました。待てば海路の何とやら・・・でも粘りすぎは禁物です。
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