SSブログ

10-05-28 ウィンチ日和? [整備・その他]

今日はY花さんの「Suzy」のウィンチ整備に、夢マリまで行ってきました。

艇を購入される前見た時に、ウィンチは早めに整備された方が良さそうですとお伝えしてありましたが、優先順位の関係で、結局本日一番動きの悪いプライマリーウィンチ(バーロー2スピード)を1機一緒に整備して、やり方を覚えていただくこととなりました。

100528_1.jpg0950艇に到着、万が一分解中に部品が外れたとき海ポチャを防ぐため、先ず、左の写真のように大き目のウエスを下のライフラインに掛け裾をデッキに引き込んでおきます。

パーツは結構高価ですし、バリアントなどなくなったメーカーのものだと手に入らず、結局ウィンチ自体を取り替える事態にもなり兼ねませんので、余ほど慣れていない限り、こういった予防策を施100528_2.jpgしてから作業した方が良いと思います。

ウィンチの分解方法はメーカーにより何種類かありますが、ウィンチレバー刺し込み口の奥のネジ(マイナスか六角)を緩め、ドラムを引き抜く方法か、ネジの代わりに刺し込み口周りのスプリングリングをマイナスドライバー等で外すリューマーのタイプ(左の写真:クリックで拡大)のどちらかが殆どです(セルフテーリングも基本的に同じですが、一部ドラム上部のネジ4本を取り外すタイプもあります)。

100528_3.jpg最初慣れないうちは、分解した部品を分解した順に並べておくと組み立て時に迷うことが少なくなります。

また、複数人で数機を同時に分解する場合でも同じ種類の物を同時に分解しないようにすれば、万が一組み立て時に迷った時に同じ種類の物を分解して配置を確認することができます。

分解時に一番注意を要する部分はラチェットの爪の取り外しで、スプリング(一番小さな部品)を飛ばさないよう注意することが必要です。

全てを分解し終えたら、軽油等に漬けて歯ブラシで擦り古いグリースや汚れを落とし乾かしますが、1機だけを整備するときは廃油処理が面倒なので、CRC5-56でも代用できます(ただし、しっかりと拭き取り十分に乾かしましょう)。

組み立て時には可動部分やギアにグリースを指で塗りながら行いますが、その量はどれ位の頻度でグリースアップを行うかにより異なります(タップリ塗って整備間隔を長くしようとすると回転が重めになりますので、個人的には半年に1回程度整備することを前提に少なめが好きです)。

早めに終わったら天気も良いのでセーリングでもと思っていましたが、麦ジュースを飲みながらのんびり行ったのと固まっていた部分の分解に手こずったため、完了したのが1445になってしまいましたのでセーリングは諦め、ジブファーラーを巻く時に引っかかる場合があるということでしたので、ジブを下ろしてトップスイベルもグリースアップしました。

100528_4.jpg一通り今日の予定は終了しましたが、「のほほん」のメインセイルのトップスライダーを止めるベルトが切れていて前回細索で応急処置をしたので、ダクロンベルトで止める方法をY花さんに覚えていただきがてら補修することにしました。

1630夢マリを後にして一旦帰宅、荷造りをして1900Voyさん宅に向かい、2000Voyさんの車に同乗させてていただき、ほぼ予定通り2300安良里の「Club Voy」こと「Voyager」(Van de fete 30)に到着しました。

乗艇してVoyさんお手製のビミニトップをセットして不安定な天気対策を施し、先週Voyさんが新潟でGetされたという純米原酒「王紋」を開栓、度数18度のため純米酒独特のモッタリ感が無く、切れの良い深い味わいの酒で、4合瓶をほぼ飲み干しふと気付くと日付が変わって2時間ほど経過していました。

おやすみなさ~い。
にほんブログ村 マリンスポーツブログ ヨットへ人気ブログランキングへ

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。