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09-05-01 妻良→多比 [クルーズ・回航]

本日の目的地第一候補は多比港、ダメなら沼津港という予定なので0900出港予定とし、朝食後、時間まで平和な妻良の港で思いおもいの時を過ごします。

氷とインスタントコーヒーをゲットしたところで出港予定時刻となり、昨日もやいを取ってあげた艇のお二人が「Bambino」のもやいをきりに来てくれました。

バウを岸壁から離す風が吹いているので、A藤さんに離岸の操船をお願いし、スプリング解らん後にバウライン、バウが十分に開いたところでスタンラインを切っていただき、帆船らしくゆったりと妻良港をあとにします。

090501_1.jpg沖に出たところ期待していた程の風は無く、午後からの南寄りの風を期待し、それまではメインのみの機帆走で、1120安良里に続き1150宇久須港の係留場所を覗き、1210宇久須沖に戻ったところで、待望のSW5m/secの風が入り始めました。

即フルセールにしてブロードリーチ5knでまったりと北上し始めたので、舷側でロープを結んだナベでの海水汲み(真水で薄めてパスタを茹でるため)、昼食中南下して来る本船を避けながら、こちらは北上を続けます。

どうやら風は安定しSSW6~7m/sec、「Bambino」のもっとも得意とするブロードリーチ8kn前後で、東京湾や相模湾から見るのとは比べ物にならない程大きな富士山(少し靄っていてクッキリとは見えませんが)に向かって快走します。

大瀬崎をかわせるポイントまできたところでジャイブし、1500大瀬崎の北を通過、針路を東に向けて江浦湾に向かいます。

090501_2.jpg重須のマスト群をスターボに見ながら1600多比港に入港、1610奥の空いている岸壁に着岸し、桟橋に居た人に漁協等を聞いたらなんと、以前沼津にあった頃の「Bambino」(当然ですが当時は違う船名)に乗っていた方で、係留の許可関係各所にすべて連絡までしていただき無事一晩を過ごすことができることになりました。

今回参加の女性2名は、バスで近くの伊豆長岡温泉まで湯にいくことにしたそうです。今日下船されたA藤さんを除く男性陣はアルコール優先?で船内に居残りです。
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09-04-30 稲取→妻良 [クルーズ・回航]

昨日は水曜日で稲取の店が定休日だったので、今朝、氷と食材の買出し班と出港準備班に分かれ活動開始、0840伊豆稲取漁港を出港、風は弱いものの北寄りなので、出港後に即メインアップ、針路を南に向けるも風が弱く帆走にならないので、しばし機帆走で南下します。

1000頃になると風が徐々に上がり7~8m/secになってきたのですが、予報よりも早く南に振れ、結局は向かい風、それでも色気を出してヘッドセールを展開してのクローズホールドで1時間ほど帆走を楽しみます。

しかしながら、3回目のタックで爪木崎にヘディングするも潮が入り始めたようでGPSによると船の進んでいる方向は北・・・・・これでは稲取に戻ってしまうということでヘッドセールダウンで機帆走により神子元島の北を抜けて石廊崎を目指す事にしました。

090430_1.jpgところが、いつもの年よりも流れがきつく、対水速力7kn以上なのにGPSによる対地速力は3kn以下という悲惨な状況・・・1230何とか神子元を通過したものの対地は上がらず我慢の機帆走が続きます。

今日は安良里に入港する計画でしたが、早めに入港してのんびりとがもっとうの私は、帰りの行程で入港する予定だった妻良港に入港することにしました。

1545妻良入港、漁港の外側に新しい岸壁ができているという情報は知っていたのですが、その岸壁ができてから入港するのは初めて・・・稲取同様きれいな岸壁です。

港に入って正面の岸壁はやや高く、右側の方が若干低くなっているため、そちらに泊めることにし係船作業を終えた頃、我々の直後に入港してきて奥の漁港へ入っていったヨットが出てきてこちらへ向かってきます。

090430_2.jpgどうやら係船場所が見つからなかったようなので、A藤さんと二人で岸壁に降り、係船場所の確認ともやいを受け取る旨を合図、「Bambino」の前でもやいを取り、「どちらからですか?」、「明日はどちらへ?」というお決まりの挨拶を交わします。

今日はT田さんが交渉してきてくれた民宿でお風呂と夕食ということになり、2時間後に岸壁に戻ると先ほどのもやいを取った艇の前にケッチが入港していて、今日はどうやら3艇で岸壁を独占ということになりそうです。

今年のGWは天気に恵まれているものの、暗くなってからの気温が結構低いので、船内で飲みなおして日付が変わる前に就寝することになりました。
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09-04-29 三崎→稲取 [クルーズ・回航]

今日からみなさんが待っていたGWクルーズの開始です。私は「Bambino」を担当し西伊豆方面へ向かいます。

初日の今日は、三崎港うらり桟橋を出港して伊豆稲取漁港に入港します。

本日の参加者4名全員が揃ったので、予定どおり0900三崎港を出港して先ずは伊東にヘディング、伊豆大島寄りを北上してくる海流を避け伊豆半島に近づいた所で岸ベタに南下するいつものコースで行くことにします。

風はSSW3m/sec程度で向かい風、「Bambino」の上り角は約60°しかないので、フルセールで帆走すると初島方面にしか上れません。

090429_1.jpgしばらく機帆走してみるも全然南下できないのでジブとステースルを巻き、機帆走7knで南下1時間毎にヘルムスを交代しながら稲取を目指していると、1300頃になりSSE6~7m/secの風が入り始めたので、フルセールにしエンジンカット、2度程タックをしながら帆走するも、伊豆と大島の間を行ったり来たりするだけで稲取にはなかなか近づけません。

1400、早めに入港したいので再びジブとステースルをたた090429_2.jpgみ、メインもシバーし始めたので完全に機走で稲取岬にヘディング、スプレーを浴びながら無事稲取漁港に入港し、1600白灯台内側の岸壁に着岸しました。

温泉銭湯に行ったら本日水曜定休日の張り紙が・・・仕方がないのでいつもおせわになっている民宿「宝永丸」さんの屋上露天風呂に入れてもらうことにしました。

今日は、夕食後U川さんが下船、夜遅くにH堀さんとA藤さんが乗船予定で明日に備えます。
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09-04-28 「Bambino」回航 [クルーズ・回航]

今日は昨日に引き続き回航作業、保田漁港から三崎港までハンスクリスチャン43T「Bambino」を持っていきます。

保田に到着後、当面の食料や調味料関係を購入し積み込み出港準備を整え1300出港することにしました。

係留場所の風はNW7m/sec、後進では頭を落とされて離岸できないので、中間のライン1本だけを残し他のラインを全て解らん、最後の中間ラインを外し風任せでバウを岸壁から離しそのまま180°自然旋回で楽チン離岸完了です。

090428_1.jpg保田漁港を出ると視程は良好、薄っすらと伊豆大島も確認できます。GW前の入港ラッシュなのかは分かりませんが入港船が多め、どうやら大型タンカーとミートしそうなのでステースルを揚げてバウをタンカーに向けます。

風は5~6m/sec、タンカーを避けてからエンジン回転を上げるとステースルのおかげで0.5kn増速し7.4knで三崎を目指します。

剱の手前で風が落ちたので、ステースルを巻き、出船を一艘やり過ごして針路を戻すと剱沖をヨットが南下しているのを発見、どうやら「みずなぎ」らしきシルエット・・・まだ確証が持てないのでデジカメで撮影し拡大してみると(最近は双眼鏡代わりに良くこの方法を利用しています)、やはり「みずなぎ」でした。

090428_2.jpgすると、携帯が鳴ってY田さんからの電話「ひょっとして剱の沖を走ってます?」、はいはい、ハンスです!

1445三崎港うらり桟橋に着岸、昨日回航した「BIGBEAR」のすぐ後ろに着けます。もやいの調整をしていると「みずなぎ」も入港し「BIGBEAR」の前に着けました。

「Bambino」上で「みずなぎ」メンバーと発酵麦ジュースで乾杯、その後は・・・・・分かりますよね!
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09-04-27 「BIGBEAR」回航 [クルーズ・回航]

結局、「BIGBEAR」を本日回航することになりました。0730東京夢の島マリーナ到着、出港準備を整え離岸方法を考えます。

マリーナ内はNNW7m/sec、左前方からの風で桟橋からバウを離してくれるのですが、もたもたしていると隣の艇にバウをぶつけてしまいます。

先ず、バウとスタンのラインを緩めスタンスプリングを詰めて「BIGBEAR」を1m程前に出し、バウスプリングとスタンラインを切ります。風に流される分を考慮してバウラインをおもいっきり詰めてから、バウライン、スタンスプリングの順で切って乗艇、ステアリングについた時、ちょうど艇が桟橋から離れ並行になっていたので(狙い通り)、0750東京夢の島マリーナのホームバースを離岸しました。

若洲沖に出るとこの時期には珍しく、視程は良好で鋸山や観音崎まで見通せるばかりか東京港の後ろには富士山がクッキリと見えます。

090427_1.jpg0815、ジブを出してスターボードのブロードリーチ7~8knで機帆走しながら南下を開始、東京西航路に入港する本船を1隻回避して0900羽田沖を通過、風は若干落ちてきましたが、まだジブは働いているのでだましだましトリムしながら機帆走を続けましたが、鶴見沖に達したところでジブを巻き取らざるを得なくなりました。

1000、「つばさ橋」に次いで「横浜ベイブリッジ」沖を通過、1100、横須賀港沖で物資の積み下ろし中の米海軍の輸送船の横をとおり観音崎にヘディングします。

昨日と一昨日の天候に恵まれなかった二日間、東京港沖で観閲式に参加していた海上保安庁の巡視船が各管区の母港に戻るらしく、大型船4隻と小型の巡視艇5隻が次々と浦賀水道航路を南下して行きます。

走水沖では海上にヘリコプターがホバリングしていてすぐ沖には巡視艇が・・・でも訓練のようでした。

観音崎を通過し針路を更に南に向け薄っすらと見える伊豆大島にヘディング、1200浦賀のベラシス沖を通過、昨日のうねりが若干残っているものの風は真追っ手で機走速度とシンクロしているためデッキは無風日差しは・・・強烈・・・久里浜沖の海驢島と笠島の東方位灯浮標の東側(当然)を通ってまったりとひたすら南下を続けます。

1300剱埼東方沖を通過し、徐々に西に針路変更しながら剱埼から三崎にかけての南岸に設置されている4つの定置網を避けます。

090427_3.jpg1325三崎港東側のアプローチラインに達したので三崎港にヘディング、暫く様子を見るとSEの風とSWからのうねり、更には上げ潮にも押されて北(定置網のある陸地方向)に流されているようなので若干南寄りに針路を取りながら城ヶ島大橋と三崎の倉庫を結ぶラインを維持して(このラインを維持していれば定置網が多少沖寄りに設置されていても十分回避できます)1340三崎港の東側入り口、1345城ヶ島大橋下を通過し、いつも給油している吉澤石油の給油船?前(岸壁にタンクローリーが止まっていなかったので今日は休み?)を通り、1350うらり桟橋に着岸しました。

予想に反しうらり桟橋にはプレジャーボートが1艘も泊まっておらず、係船料を支払いもやいを整え後、片付け・・・発酵した麦のジュースを一杯やってから1500帰途に就きました。この後は曇空になりましたが、回航中はずっと快晴、風は涼しく日差しはきつく・・・昨日とは打って変わって回航日和、風がもう少しあればずっとジブを出していられたのですが・・・一人でのんびりまったりの回航となりました。
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