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14-07-12 通しのシングル [アシスト]

本日は、今年の4月よりプライベートインストラクションズ(以降、PIと略記します。)をさせていただいているYBMのハンター33、Oさん艇のPIです。

先週末には心配だった台風8号の余波も全く無く、むしろもう少し風が欲しいというくらいの晴天でしたが、これまでの集大成として、離岸→帆走→着岸までを完全にシングルハンドでやっていただきました。

0930、NE3m/secの風にバウを押してもらい、水路まで後進離岸、中央部の広い水面で斜め後方から風を受け、デッドスローアスターンで艇を定位させながらフェンダーの取り込みを行う、シングルハンダー御用達のテクニックは身に付いてきているようです。

140712_1.jpg港外に出てメンスル展開のため艇を風に立てますが、本艇はマストファーラー艇なので、若干落とし気味にしてからオートパイロットをセット、ファーリングシートをフリーにしてからアウトホールを引くと、風の力を借りてメンスルを引き出すことができます。

メインシートを出しながらコース観音崎ようそろうでメインをセット、続いてジブを展開(こちらもファーラー)、ジブをきれいにセットしたことにより、若干メインに裏が入るため、メインを調整、これでオーパイを解除してヘルムスに専念できます。

1100まで3~4ktで南下を続けましたが、長浦沖で風が無くなりE1m/secの風で漂うように昼食、沖の浦賀水道航路を海王丸が南下していきました(写真上)。

予報では13時過ぎまで風は望めそうにないので、ジブを巻き取り機帆走で八景島内側のアンカリングスポットの見学に行くことにしました。

140712_2.jpg1230横浜市金沢海の公園沖に着いてみると、グランドバンクスとヨット2艇がアンカリングしていましたので、今度一度アンカリングもやりましょうということで、海の公園沖を後にしました。

帰路、沖の方が風がありそうだったので機帆走で浦賀水道航路手前まで沖出しをしますが、思った程風が無く、機帆走でそのまま帰港し前回セットしたワンラインドッキングの練習をすることにしました。

1400YBMに入港し、出航時と同じく広い水面で艇を定位させてフェンダーをセット、ホームバースへ向かいます。

140712_3.jpg水路上でエンジンをニュートラにして行き足のみでゆっくり侵入し、フィンガーバース先端にセットしたハンガーのロープをセンタークリートに掛け、テンションがかかると同時にアヘッド、ロープにかかったテンションの反動で艇が戻されない程度にスロットルを開けることにより、スターンがバースに寄り艇が安定しますので、ゆっくりともやいを取ることができます。

夏季は南寄の風でバース側から艇が離されますので、風が強くシングルハンドの場合、このワンラインドッキングは非常に便利です。

いったん、離岸してもう一度シングルハンドによるワンラインドッキングを練習し、1430本日のPIは終了となりました。Oさん、初めての通しでのシングルハンドお疲れさまでした!

艇を辞して桟橋を歩き始めると、SSE4~5m/secの良い風が吹き始めました...まぁよくあることです。
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